目黒区でエアコンを処分する方法6選!廃棄は家電リサイクル法で!

エアコンの処分にお困りの方は多いのではないでしょうか。

普段は気にもしませんが、エアコンも使っているうちに性能の低下や故障が発生する家電で、その寿命は10年前後とされています。

機械としての寿命以外にも、引っ越しの際に取り外しを求められるなどで現在のエアコンを処分しなくてはならないというケースもあります。

捨て方のルールは?

取り外し工事はどうやるの?

費用は?

そんな疑問の声にお応えできるよう、エアコンの処分方法についてまとめました。

今回は特に目黒区内でエアコンの処分をお考えの方に向けた内容です。

目次

エアコンは「家電リサイクル法」対象

エアコンの処分、特に廃棄をする際に関わってくるのが「家電リサイクル法」です。

特定の家電の処分について細かく定めた法律で、エアコンもこの法律の対象になっています。

その為、エアコンを粗大ごみや不燃ごみとして処分することはできません。

特にエアコンは内部に高圧のガスが充填されている為、廃棄の際には注意が必要です。

エアコン廃棄関連で注意すべき法律の知識

①誤った方法で廃棄(不法投棄)

 罰則:5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金。またはその両方。

②ガスが漏出(フロン排出規制法違反)

 罰則:1年以下の懲役または50万円以下の罰金。

もちろん、正常な方法でエアコンの処分を行えば法律に違反してしまうことはありません。

エアコンは「取外し済み」か否かがカギ

エアコンの処分をする際に大きな要素となってくるのがエアコンが「取り外された状態か否か」です。

自身で取り外しできる方は問題ありませんが、そうでない方は誰かに依頼するほかありません。

エアコン処分の費用が高騰してしまう背景にはこの「取り外し」にお金がかかってしまうことがあります。

知人に依頼するなどエアコン取り外しのコストを安く抑えることがお得なエアコン処分の第一歩です。

取り外された状態のエアコン:処分方法の選択肢が広く比較的安く廃棄・処分ができる。

取り外されていないエアコン:取り外しを誰かに依頼すると工賃が発生し、その分処分費用が上がる傾向。

解説!エアコン処分方法6選

目黒区のエアコン処分お勧めランキング

処分方法オススメ度処分費用手間
①不用品回収★★★★★5,500円
41,800円以上
②指定引取場所★★★★990円
③行政の回収★★★☆☆4,290円
④下取り★★☆☆☆無料~
⑤家電量販店★★☆☆☆2,640円~
15,730円以上
⑥個人間取引☆☆☆☆無料~

①目黒区対応の不用品回収

エアコンの取り外し、処分をまとめて依頼するなら不用品回収業者の利用がおすすめです。

最大の特徴は取り外し工事はもちろんのこと、他の不用品もエアコン・室外機と一緒に回収を依頼できる点です。

引っ越しなどで他にも処分する必要がある荷物が多い方に向いています。

不用品回収はこんな方にお勧め!

エアコン以外の不用品も一緒に処分したい方

エアコンの取り外し・運搬が難しい方

処分までの時間が限られる方

目黒区対応の不用品回収と料金

不用品回収
E社費用41,800円~
※料金追加の可能性あり
K社費用33,000円~
※料金追加が前提
グリーンズリサイクル5,500円
※取り外しは2,200円/1台
【参考】行政回収費用
※同内容で行政に依頼した場合の料金
22,451円
※工事なし
※エアコン、冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビの処分+エアコン工事を依頼した場合

トラブルに巻き込まれない為に

非常に便利な不用品回収会社ですが、残念ながら料金トラブルが数多く発生している現実があります。

これらのトラブルに巻き込まれない為には、

 ・利用するサービスの内容をしっかり把握する

 ・処分する品目を細かく伝えて見積もりを取る

 ・追加料金の有無や金額を事前に確認しておく

といったことが重要になります。

逆に、これらを事前に明かせない会社は警戒すべきです。

②目黒区近隣の指定引取場所

エアコンを「指定引取場所」に持ち込んで廃棄処分を依頼する方法です。

非常に安い金額(家電リサイクル料のみ)でエアコンを処分できる点がおすすめです。

目黒区内には指定引取場所は設置されていませんが、他の区の施設が利用できるので問題ありません。

自身での取り外し工事と、自家用車等でエアコン・室外機を運搬できる方向けという少々難易度は高さはあるものの、その分処分費用を安く抑えることができる方法です。

指定引取場所はこんな方にお勧め!

自分でエアコンを取り外しできる方

エアコン処分費用を少しでも抑えたい方

エアコンを指定引取場所まで運搬できる方

指定引取場所を利用した場合の料金

指定引取場所
処分費用990円
(家電リサイクル料)

目黒区周辺の指定引取場所

指定引取場所

岡山県貨物運送㈱

京浜支店

所在地:大田区平和島2-1-1

電話番号:03-3762-8261

営業時間:月金9-12時/13-17時

     土曜9-12/午後休
     日祝休

指定引取場所②

㈲東南流通

所在地:世田谷区喜多見1-13-2

電話番号:03-5727-1425

営業時間:平日9-12時/13-17時
     土曜9-12時/午後休
     日祝休

指定引取場所

㈱LNJ小泉

所在地:大田区京浜島3-3-12

電話番号:03-5755-9100

営業時間:平日9-12時/13-17時
     日祝休

指定引取場所でエアコンを処分する手順

1.家電リサイクル券の購入

 郵便局等で家電リサイクル料を支払って必要な家電リサイクル券を入手します。

 郵便局であれば「エアコンの家電リサイクル券を購入したい」と窓口で伝えれば、該当する金額と手続きを案内してもらえます。

2.家電リサイクル券の記入・張付け

 受け取った家電リサイクル券に、氏名・住所・電話番号等を記入します。

 必要箇所への記入が終わったら、廃棄するエアコン・室外機に貼り付けます。

 廃棄の際にエアコン型番や使用ガスが判断しやすいように銘板を避けて貼るのがコツです。

3.指定引取場所に持込み

 エアコン一式を自身でリサイクルセンターに持ち込みます。

 事前連絡なしでも問題ありませんが、混雑で長時間順番待ちなども考えられますので電話で確認などしておくと安心です。

 現地スタッフにエアコンを渡し、家電リサイクル券の控えを受け取って廃棄完了です。

③行政による回収を利用

目黒区では行政による家電リサイクル対象品の回収サービスが利用できます。

家電リサイクル受付センターを通してエアコンの回収を依頼して、あと粗大ごみと同じように自宅で回収を待つだけという仕組みです。

自分でエアコン取り外しを手配でき、回収の順番待ちができる時間に余裕のある方向けの方法です。

行政による回収はこんな方にお勧め!

自分でエアコンを取り外しできる方

回収日までエアコンを保管できる方

エアコンを運搬することが困難な方

行政による回収を利用した場合の料金

行政による回収
処分費用4,290円
費用内訳990円(家電リサイクル料)
3,300円(収集運搬料)

行政による回収を利用する手順

1.家電リサイクル受付センターに申し込み

 エアコンの回収を家電リサイクル受付センターに電話またはインターネットで申し込みます。

 住所・氏名・メーカーなどの情報と共に、希望日程やエアコンを排出する場所を指定します。

 電話番号:03-5296-7200

 営業時間:月-土 9-17時

2.予定の場所にエアコンを準備

 回収の日程が近くなったら、予約の際に指定した場所にエアコンを運び出して準備します。

3.エアコンの引き渡し・料金支払い

 当日回収に来た委託会社のスタッフにエアコンを引き渡します。

 緊急の連絡に備えて電話にも出られるようにしていれば完璧です。

 同時にあらかじめ予定していた料金を支払い、控えの伝票を受け取って廃棄は完了です。

④目黒区内で下取り

まだ使用できるエアコンであれば、リサイクルショップでの買取や専門業者に出張引き取りを依頼することができます。

取り外し済みエアコンであれば、リサイクルショップに持ち込んで査定を依頼できます。

出張買取業者は取り外し工事料金をエアコンの下取り価格で相殺するというのが基本で、買取することろや無料で回収してくれるところなどいろいろです。

まだ新しいエアコンを処分する方に向いています。

下取りはこんな方にお勧め!

処分するエアコンがまだ新しい方

多少手間でも無料以上の条件で処分する方法をお探しの方

エアコンを下取り処分した際の料金

エアコン下取り
処分費用無料~
※マイナスの可能性あり

有利な条件で下取りしてもらえるエアコンの条件

高く売れるエアコンの条件

・なるべく新しいもの(理想は製造3年以内)

・きれいな状態が維持されている

・有利な時期(5-7月)に売り出す

・リモコン等の付属品が揃っている

・高機能なモデルのエアコン

・容量が大きいエアコン

目黒区内のリサイクルショップ

スクロールできます
店舗所在地電話番号営業時間
TOKYO RECYCLE imption
学芸大学店
目黒区鷹番2-4-1203-6303-288011-19
リサイクルミッション
目黒通り店
世田谷区等々力7-2-403-5758-616611-20

⑤目黒区内の家電量販店

目黒区内の家電量販店でもエアコンに関する各種工事をサービス提供しており、古いエアコンの取り外し工事にも対応しています。

家電量販店のエアコン工事サービスは新品の購入と同時に依頼されるケースに最も特化している為、エアコンの取り外し処分のみを依頼する場合はホームページ記載の料金と異なる金額になることが多いです。

取り外し済みエアコンの持ち込み処分も可能です。

家電量販店はこんな方にお勧め!

エアコン取り外し・運搬を含めて処分を依頼したい方

家電量販店をよく利用する方

新品家電を購入して設置工事を予定している方

目黒区内の大手家電量販店と料金

目黒区内の家電量販店
ヤマダデンキ持込:2,640円
回収:11,440円
ノジマ持込:4,070円
回収:15,730円
※日本製エアコンの場合※

持込:取り外し済みのエアコンを店舗に自分で持ち込む場合

回収:取り外し工事・運搬等全てを量販店側に依頼した場合

家電量販店の料金についてさらに詳しく!

【東京】エアコン取り外し料金相場は?大手量販店を調査!

こちらで各チェーンのサービスや料金の詳細を紹介しています。

目黒区内の家電量販店一覧

スクロールできます
店舗所在地電話番号営業時間駐車場
ヤマダデンキ
LABI LIFE SELECT 自由が丘
目黒区緑が丘2-17-903-5731-725510-20
ノジマ
PRIME SELECTION EBISU
目黒区三田1-4-203-5793-324111-20
ノジマ
イオンスタイル碑文谷店
目黒区碑文谷4-1-103-5720-866110-21

ビックカメラは大手家電量販店の中では唯一、取り外しのみの対応はしていません。

新品のエアコンを購入して取り付け工事の際に古いものを外してもらうか、自身で取り外したエアコンを店舗に持ち込むことで処分を依頼することができます。

⑥個人間で売る・譲る

目黒区内でエアコンを個人間で欲しい人に売ったり、譲ったりする方法です。

近所の人同士で取引ができれば、運搬の手間や送料を最小に抑えることが可能です。

取り外し・取り付けの工事をご自分で行える方に向いた方法です。

個人間で売る・譲るはこんな方お勧め!

まだ新しいエアコンを処分する方

再使用前提でのエアコン取外しと再設置の手配が可能な方

エアコン処分の際のリターンを最大化したい方

エアコンを個人間取引で処分する際の費用

個人間で売る・譲る
処分費用無料~
※マイナスの可能性あり

エアコンの個人間取引に便利なサービス

ジモティー

地域を絞った各種の募集や取引ができる掲示板です。

「目黒区」で「家電」関連の取引という条件まで絞り込んだ掲示板で取引相手を募集することができます。

売る・譲る両方の取引形態に対応している点も便利です。

ジモティー【目黒区/家電】

メルカリ

現在最も利用者の多いフリマアプリです。

個人間でエアコンの売却を希望する方はまずこちらに掲載してみるのがおすすめです。

譲渡には利用しづらい仕組みですので特に状態の良いエアコンの処分に向いています。

メルカリ

エアコン取り外し工事を自分で行う

エアコンの処分は「取り外し工事」を有料で依頼するか否かが費用を抑えるカギとなっています。

処分費用の安い方法はほとんどが取り外し工事が既に行われていることが前提です。

大変そうだけれど、自分で取り外し工事に挑戦してみたい!という方向けにエアコンの取り外しを自身で行う場合に必要な情報を載せておきます。

エアコン取り外しの手順

エアコン取外し工事を行う際の注意点

作業中のけが

・冷媒ガスの漏出

・漏電、停電

・建物の破損

水漏れ

エアコン自体の破損

エアコンの標準的な配置

エアコン設置における「標準配置」とは、写真のようにエアコン本体と室外機が壁を挟んで同じフロアに設置されている状態を差します。

この標準設置が最もポピュラーで取り外し工事の難易度も低い配置になります。

これまで紹介してきた取り外し工事費用に関する記述もこの配置であるあることを前提としていました。

室外機が屋根上にある、壁の中に配管が埋め込まれている、本体と室外機の設置フロアが異なるといった特殊な配置となっている場合には追加の料金が発生することがほとんどです。

その分工事の難易度も高いので、ご自分で取り外し工事をされる方は一層安全に注意して下さい。

目黒区のエアコン処分方法まとめ

エアコンは家電リサイクル法で廃棄方法が定められている特殊な家電です。

目黒区ではエアコンの取り外しからリサイクル、他の不用品までまとめて依頼できる不用品回収会社の利用がおすすめです。

お安く処分を済ませるのであれば指定引取場所が特におすすめですが、エアコンの取り外し工事と新宿区外への運搬が必要となる為少々ハードルが高いです。

他にも取り外し込みで依頼をするのであれば、家電量販店や下取りの業者をしっかり吟味して依頼するようにしてください。

製造年数が5年以内であれば売却したり譲ったりする選択肢もありますが、エアコンという製品の特性上リスクも大きく個人間ではなく業者を介在させるのがおすすめです。

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