粗大ごみシールは全国のコンビニで販売されています。
レジで店員さんに必要な粗大ごみシールの種類と枚数を伝えて用意してもらいましょう。
ただし、お住まいの自治体や処分する粗大ごみの種類によって必要な粗大ごみシールの
種類や金額は変わってきます。
この記事ではコンビニで粗大ごみシールを購入する方法と必要な準備の詳細を解説します。
粗大ごみシールとは?
粗大ごみ処理券は粗大ごみを排出する際に必要となる手数料を納めた証明書で、そのまま対象の粗大ごみに貼り付けることができるようになっていることから粗大ごみシールとも呼ばれます。
コンビニでも取り扱っており、簡単に入手できます。
粗大ごみシール取り扱いコンビニ
粗大ごみシールは基本的にコンビニであればどこでも取り扱っており、簡単に購入することが可能です。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった3大チェーンはもちろん、中小のチェーンでも取り扱っています。
ただしニューデイズだけは、JRの駅構内を中心に拡大してきた経緯から取り扱いしている店舗が少ない傾向にあります。
コンビニチェーン | 粗大ごみシール |
---|---|
セブンイレブン | 〇 |
ファミリーマート | 〇 |
ローソン | 〇 |
ミニストップ | 〇 |
デイリーヤマザキ | 〇 |
セイコーマート | 〇 |
ポプラ | 〇 |
ニューデイズ | △ |
粗大ごみシールの呼称
粗大ごみ処理券は、「粗大ごみシール」の他にも
・有料粗大ごみ処理券(東京都23区)
・粗大ごみ処理手数料券(大阪府大阪市)
・大型ごみ処理手数料シール(北海道札幌市)
・粗大ごみ処理券(福岡県福岡市)
・粗大ごみ処理手数料納付券(宮城県仙台市)
など自治体で様々な名称で呼ばれていますが、意味するところは同じ粗大ごみシールで間違いありません。
正式名称で言わないとダメ?
自治体で呼び方は多少異なるものの、実際にコンビニで粗大ごみ処理券を購入する際は単に「粗大ごみシール」と伝えれば問題ありません。
それでも不安だという方は、お住まいの自治体の粗大ごみ処理券の呼び方と、実際のシールのデザインをあらかじめインターネット上で確認しておくと良いでしょう。
後にも触れますが、必要な粗大ごみシールの種類だけははっきりと伝える必要があります。
粗大ごみシールのデザイン
粗大ごみシールは市区町村ごとに種類も金額も異なり、デザインもそれぞれ個別のものとなっています。
お住まいの地域の粗大ごみ処理券のデザインもあらかじめ確認しておくことで間違いがありません。
東京都世田谷区(A券200円/B券300円)
大阪府東大阪市(400円券)
宮城県仙台市(400円券/300円券)
粗大ごみシールをコンビニで購入する
お近くのコンビニで気軽に購入できる粗大ごみシールですが、確認事項や注意事項もあります。
購入前に確認しておくべきことから実際の購入方法まで、順を追って説明していきます。
まずは粗大ごみ収集の申込を!
粗大ごみシールを買う前に、最初に行政の窓口で粗大ごみの収集依頼を済ませておきましょう。
後からでも申し込みはできますが、先に依頼を済ませる方がはるかにメリットが大きいです。
必要なシールの数が確認できる
収集依頼をする過程では、収集を希望する粗大ごみの品目や数を詳しく報告することが求められます。
その際、行政側から最終的な内容の確認と必要となる粗大ごみ処理券の数や金額を案内してもらえます。
インターネット等で自分で調べるよりも確実な情報が簡単に手に入ります。
予約は早い者勝ちで埋まっていく
粗大ごみの収集を依頼する際、行政から提示される候補日・時間帯の中から希望の日程を予約します。
この予約は原則早い者勝ちですので、同じように粗大ごみの収集を希望する方が集中する日などは早期に予約ができなくなります。
希望通りの日程で粗大ごみを処分するためには、少しでも早く申込手続きをすることがおすすめです。
粗大ごみの申し込み窓口
粗大ごみの回収受付の担当は、各市区町村の役場となります。
一部東京23区などでは専用のウェブサイトを準備しているなど例外はありますが、「〇〇市 粗大ごみ」などで検索するとすぐに担当窓口を見つけることができます。
粗大ごみ受付窓口の例
東京23区の一部:粗大ごみ受付センター
神奈川県横浜市:横浜市粗大ごみページ
大阪府大阪市:大阪市ホームページ
愛知県名古屋市:名古屋市粗大ごみインターネット受付
北海道札幌市:札幌市大型ごみ
福岡県福岡市:福岡市の環境(粗大ごみの出し方)
神奈川県川崎市:川崎市粗大ごみインターネット受付
兵庫県神戸市:神戸市大型ごみ
京都府京都市:京都市情報館(大型ごみ)
埼玉県さいたま市:粗大ごみ・特定処理困難物の出し方
広島県広島市:大型ごみ収集の予約・排出方法-広島市
宮城県仙台市::粗大ごみの出し方-仙台市
千葉県千葉市:粗大ごみの出し方-千葉市
コンビニに出かける前に
粗大ごみシールはコンビニであれば基本的にどのチェーンでも扱っていますが、コンビニに実際に出かける前に確認すべきことがいくつかあります。
コンビニの所在地を確認
粗大ごみシールは市区町村ごとに分かれています。
その為コンビニで購入できるのは、通常はそのコンビニが所在する市区町村でのみ使える粗大ごみシールとなります。
違う自治体で購入してしまったシールは流用も返金も基本的には不可能です。
コンビニ店舗の住所をしっかり確認しておきましょう。
必要な粗大ごみシールの種類と枚数を確認
粗大ごみはその種類ごとに必要な料金が異なっており、購入する粗大ごみシールの種類と枚数に注意が必要です。
複数の粗大ごみを処分する場合などは特に注意が必要で、合計金額が正しくても一点ごとの種類や枚数が間違っていると収集してもらえません。
必ず事前にどの種類の粗大ごみシールがそれぞれ何枚必要なのか確認しておきましょう。
実際にコンビニで購入する際も、「A券を1枚、B券を3枚」という言い方をしないとスムーズに購入することができません。
現金を準備する
粗大ごみシールを購入する際は、コンビニレジでも現金支払いが必要となります。
公共料金の支払いをするときと同じで、キャッシュレス決済は利用不可ですのでご注意ください。
実際にコンビニで購入する流れ
粗大ごみシールの購入に必要な準備を整えたら実際にコンビニに向かいます。
コンビニでの実際の流れを説明します。
①レジで「粗大ごみシールを購入したい」と伝える
appleカードや電子マネー購入のように売り場のカードを持って行ったり、端末で入力する必要はありません。
直接レジで、店員さんに口頭で「粗大ごみシールの〇券を〇枚」と伝えましょう。
②粗大ごみシールの枚数と金額を確認
注文を聞いた店員さんは、指定された粗大ごみシールを取り出してきて「これで間違いありませんか?」と確認を求めてきます。
粗大ごみシールの枚数と金額をしっかりと確認しましょう。
③現金で代金を支払い
粗大ごみシールの確認ができたら必要金額を支払って購入完了です。
通常、粗大ごみシール購入の支払いは現金のみですので忘れず準備しておきましょう。
粗大ごみシールを購入した後の流れ
粗大ごみシールを購入した後、実際に粗大ごみを排出するまでの流れを説明します。
粗大ごみシールに必要情報を記入する
自治体により粗大ごみシールに記入する情報は異なりますが、大半の地域では
・氏名
・収集日
・受付番号
を記入するタイプのものが主流で、案内に従って記入すれば問題ありません。
地域によっては集合住宅であれば、部屋番号を記載してほしいと求められることもあります。
個人情報の記入が不安な方
個人情報の記入をためらう方もいるかもしれませんが、内容がしっかり記入されていないと収集してもらえない可能性がありますので必要情報はしっかり記入しましょう。
不安な方は粗大ごみシールを直前に貼ったり、粗大ごみを回収当日まで室内で保管しておくなどの工夫をしてみましょう。
粗大ごみシールを張り付ける
情報を記入した粗大ごみシールを排出する品物に貼り付けます。
粗大ごみが複数ある場合はどの粗大ごみに、どの種類を何枚貼り付けるかを特にしっかり確認しながら行ってください。
合計金額が合っていても、貼り付け方が間違っていると収集してもらえません。
粗大ごみシールを貼る際の注意
・見やすい位置に:回収の際粗大ごみシールを貼っていないと誤認されてしまう為
・はがれ、水濡れ:粗大ごみを長期間外置きする際は日光、風雨に考慮が必要です
粗大ごみの収集
指定した日時に回収の業者が来ますので、それまでに粗大ごみを回収できる状態に準備しておきます。
立ち合いは必須ではありませんが、不安な方は実際に回収される様子を確認すると良いでしょう。
粗大ごみの回収の際、確認のサインやハンコなどは必要ありません。
コンビニで粗大ごみシール購入まとめ
粗大ごみシールはコンビニで購入するのが非常に便利です。
どのコンビニでも取り扱っていますので、お近くの利用しやすいコンビニで購入しましょう。
購入の際に注意すべきことは、対象の市区町村のコンビニであるかということと、粗大ごみシールの種類や枚数が合っているかどうかということです。
それさえしっかり確認すれば難しいことではありませんので、ぜひ利用してください。