ヤマダ電機では冷蔵庫の引き取りのサービスを提供しており、自宅での回収や店舗への持込といった方法が利用できます。
ヤマダ電機の冷蔵庫処分の費用は家電リサイクル料を含めて5,390円~10,549円程度となっています。
どのような条件で料金が決まるのか、実際の手続きはどのようにするのかといった詳細をご紹介します。
ヤマダ電機で冷蔵庫を回収してもらう
ヤマダデンキで冷蔵庫を回収してもらうことは可能ですが、基本的にはヤマダデンキで冷蔵庫などの新品の家電を購入した人向けの付随サービスであるという点に注意が必要です。
ホームページに記載されているサービス内容や料金は、「新品を購入したお客様が依頼した場合」を想定しています。
処分のみを依頼した場合、料金が異なっていたり出張費のような別の費用が発生することが多いです。
そういった違いも含めてご紹介していきます。
ヤマダ電機の冷蔵庫処分料金一覧
処分のみ…新品の購入はせず、処分だけを依頼する場合。
買い替え…新品を購入した際、同時に処分を依頼する場合。
処分のみ | ~170L | 171L~ |
---|---|---|
回収 | ①8,140円 ②9,600円 ③8,415円 ④9,999円 | ①9,130円 ②10,000円 ③8,415円 ④10,549円 |
持込 | ①5,390円 ②6,850円 ③5,665円 ④7,249円 | ①6,380円 ②7,250円 ③6,655円 ④7,799円 |
買い替え | ~170L | 171L~ |
---|---|---|
回収 | ①5,390円 ②6,850円 ③5,665円 ④7,249円 | ①6,380円 ②7,250円 ③6,655円 ④7,799円 |
持込 | ①5,390円 ②6,850円 ③5,665円 ④7,249円 | ①6,380円 ②7,250円 ③6,655円 ④7,799円 |
ヤマダ電機の料金はメーカー別
①A・Bグループ
最大手メーカー製などの冷蔵庫。
②指定法人
中堅メーカーや海外製の冷蔵庫です。
③ヤマダデンキ製品
ヤマダデンキグループ製の冷蔵庫。
④ドメティック
ポータブル冷蔵庫など特殊な製品。
小型家電の購入は対象?
ドライヤーなどの小型家電を購入して配送を依頼すればヤマダ電機で「新品を購入した顧客」としてサービスが受けられるのでは?とお考えになる方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、答えはノーです。
理由はヤマダデンキで同等の新品購入と配送設置の依頼が必要とされていますので、例えば洗濯機を購入し代わりに冷蔵庫を回収してもらう、という対応はしてもらえる可能性が高いです。
しかしドライヤーなどの小型家電の購入では同等品とは言いづらいこと、また配送設置が必要ない商品の配送はヤマダデンキではなく佐川急便が行うシステムの為回収してもらうことは不可能となります。
自宅で回収してもらう(回収)
ヤマダ電機の配送を担当するスタッフに、自宅まで冷蔵庫を回収に来てもらう方法です。
自宅で回収を待つだけなので楽に処分ができ、別の商品の買い替えのタイミングであればお得な料金になります。
しかし、買い替えでない場合料金が高くなることがネックです。
回収を依頼する場合の流れ
①冷蔵庫回収の希望を伝える
ヤマダ電機の冷蔵庫回収は直接店舗で申し込みをする必要がります。
サービスカウンターやレジにいる店員さんに回収希望の旨を伝えて住所や日時を指定して申し込みます。
②レジで支払い
必要な金額をレジで支払います。
冷蔵庫の回収当日に現地で支払うことも可能ですが現金のみの取り扱いとなります。
カード、ポイント、キャッシュレスを利用したい方はレジで事前に支払ってしまうことがオススメです。
③当日に冷蔵庫の引き渡し
回収の当日、訪問してきたスタッフにに冷蔵庫を引き渡します。
その際、控えとなる「家電リサイクル券」を受け取って処分は完了です。
ヤマダ電機の良品買取
製造7年以内、状態も良い冷蔵庫は、ヤマダ電機に買取してもらえる可能性があります。
ただし、冷蔵庫の買取はヤマダ電機で新品の冷蔵庫を購入して配送設置サービスを依頼した方のみのサービスな点に注意が必要です。
店舗に自分で持ち込む(持込)
ヤマダ電機の店舗に冷蔵庫を自分で持ち込む方法です。
主に買い替えでなく回収のみを希望する方が利用するケースが多いです。
自分で運搬する手間があり、大型の冷蔵庫の場合は特に負担が大きくなります。
しかしながら、自分のタイミングで冷蔵庫を回収してもらえるのが魅力です。
店舗に持ち込む場合の流れ
①事前に店舗に連絡する
冷蔵庫を持ち込むにあたり、ルール上は事前に連絡しなくても大丈夫です。
しかし、忙しくてすぐに対応できない、店舗や店員さんによっては回収のサービスをよく理解しておらず門前払いされてしまうなどの可能性があります。
事前に持込の連絡をしておけば安心です。
②店舗まで冷蔵庫を持参する
実際に店舗まで冷蔵庫を自身で運搬します。
ショッピングモール内の店舗などの場合も、駐車場から台車などを利用して店員さんのいるところまで運搬する必要があります。
③受付かレジに声かけ
冷蔵庫の引取を専門とする売り場は無いので、サービスカウンターかレジにいる店員さんに冷蔵庫の引取希望であることを伝えるとスムーズです。
④引き渡し・支払い
後は店員さんの案内に従って引き渡しと支払いをすれば処分完了です。
引取りの控え(家電リサイクル券)を受け取るのを忘れないようにしましょう。
どのヤマダデンキでも大丈夫?
ヤマダデンキの店舗には、
・ヤマダデンキ テックランド
・ヤマダデンキ LABI
・ヤマダデンキ アウトレット
といったいろいろなブランドが存在します。
基本的にどのブランドでも冷蔵庫の回収を依頼することができますので、利用しやすい立地のヤマダデンキに相談して問題ありません。
事前に電話で店舗に問い合わせておけば安心です。
ヤマダ電機以外で冷蔵庫を処分する方法
ここまでご覧になり、ヤマダ電機での処分は自分の状況に合わないという方もいらっしゃると思います。
そのような方向けに、ヤマダ電機以外で冷蔵庫を回収・処分する代表的な方法をご紹介します。
指定引取場所へ冷蔵庫を持ち込む
行政が運営する「指定引取場所」へ持ち込んで処分する方法です。
費用は安く済みますが、現地まで冷蔵庫を運ぶ手間と事前に郵便局などで支払いを済ませておく必要があります。
指定引取場所で冷蔵庫を処分する費用
170L以下:3,740円
171L以上:4,730円
行政に冷蔵庫を回収してもらう
粗大ごみのように行政に依頼して冷蔵庫を回収してもらう方法です。
冷蔵庫の回収は粗大ごみとは申込の窓口が異なりますのでしっかり確認しましょう。
行政に冷蔵庫を回収してもらう費用
170L以下:7,590円
171L以上:8,580円
※金額は東京都足立区の場合
※民間委託サービスの為、地域によって金額が異なります。
他の家電量販店で冷蔵庫を処分
ヤマダ電機に限らず、他の家電量販店でも冷蔵庫の回収処分サービスを提供しています。
金額などは各社異なりますので、対応を依頼したい店舗にしっかり内容や金額を確認しましょう。
一部チェーンでは回収処分のみの対応はしていないので、いきなり持ち込みするのはお勧めしません。
不用品回収で冷蔵庫を処分する
即日などすぐに引き取りに来てほしい、冷蔵庫以外にも処分したい家電や家具などがあるという場合は不用品回収が便利です。
サービスが柔軟で利用しやすいですが、各社料金が大きく異なるので慎重な業者選びが必要です。
町中を大音量の音声を流しながら巡回している業者はトラブルが多発しているのでお勧めしません。
不用品回収で冷蔵庫を処分する費用
A社:15,000円~
B社:13,000円~
グリーンズリサイクル:5,500円~
※各社金額・サービスが異なる為事前にしっかりご確認ください。
リサイクルショップで冷蔵庫を売却
近所のリサイクルショップで冷蔵庫を買取してもらう方法です。
お店への運搬が必要になることと、持ち込んでみるまで下取り価格が不明なことがネックです。
買取不能な場合、有料で処分してもらえますが費用は割高になってしまいます。
個人間で売る・譲る
オークションやフリマアプリなどを利用して個人間で冷蔵庫を販売する方法です。
冷蔵庫は大きく重いため、梱包や配送の手間が非常に大きい点がネックです。
ヤマダ電機で冷蔵庫回収処分まとめ
冷蔵庫の回収をヤマダ電機に依頼する場合、基本的には買い替えの顧客を対象としたサービスである前提に立つことが重要です。
処分のみを依頼する場合、特に自宅での回収は費用の面で若干不利な条件となってしまいます。
ですが、どの店舗にいつ持ち込んでも処分できる点は大きな魅力です。
ヤマダ電機で冷蔵庫を購入する予定の方、近所にヤマダ電機の店舗がある方は是非検討してみましょう。