【2022夏】ケーズデンキでパソコン廃棄処分!引き取り前データ消去は?

ケーズデンキではパソコンの処分を無料で引き受けています。

パソコンは無料で処分できますが、モニターやキーボード、スピーカーなどの周辺機器は料金が必要になります。

この記事ではケーズデンキでパソコンを処分する方法と、パソコンとして無料で処分できるものとそうでないものについて詳しくご説明します。

目次

ケーズデンキでパソコンを処分する

ケーズデンキのパソコン処分料金

品目料金
パソコン本体
ノートPC
一体型PC
ACアダプター
0円
※特定品目扱い
キーボード
マウス
小型スピーカー
チューナー
550円
※小型家電扱い
液晶モニター
ブラウン管モニター
2,200円
※大型家電扱い

ケーズデンキではパソコンを無料で処分することができます。

ただし無料で処分できるのはパソコン本体アダプターのみの為、モニターを始めとした周辺機器は処分が有料になることに注意が必要です。

基本どのようなパソコンでも無料で回収してもらえますが、いくつか注意点もあります。

ケーズデンキのパソコン処分:補足情報

無料はパソコン本体のみ

ケーズデンキの無料のパソコン処分サービスは「パソコン本体」が対象です。

モニターはもちろんのこと、キーボードやマウスもケーズデンキで処分を依頼すると有料となってしまいます。

モニターは家電リサイクル法で処分方法が厳格に定められているので、自分で別途処分する際も注意が必要です。

反面キーボードやマウスは多くの自治体で「不燃ごみ」として費用も掛からず処分できますので、うまく処分してコストを抑えましょう。

故障・破損・欠品は問題なし

ケーズデンキでは故障してしまったパソコンや、ハードディスクを抜き取りした等で一部部品が欠品しているパソコンも無料で回収する対象としています。

ただし基盤のみケースのみといったものは無料回収の対象から外れてしまうので、欠品のあるパソコンについては事前に問い合わせすることをおすすめします。

データ消去は自己責任で

無料で処分できるのが魅力的なケーズデンキのパソコン処分ですが、データ消去のサービスは行っていない点は注意が必要です。

引き取り後のパソコンはしっかりとした手順で廃棄処分が行われますが、万が一に備えデータ消去はしっかりと行っておきましょう。

ケーズデンキ:家電リサイクル

ケーズデンキでパソコンを処分する手順

①店舗に連絡

事前にパソコンと周辺機器を持ち込むことをケーズデンキの店舗に連絡しておきます。

ルール上は事前に連絡する必要は無くいきなり持ち込みしても問題ありませんが、無料処分の対象以外の品物を持ち込みする場合などは特に、金額などをあらかじめ確認しておけるので安心です。

また、お店が忙しい時間帯などにはすぐに対応してもらえないこともありますのであらかじめ大まかな時間を打ち合わせておけばスムーズです。

②パソコンを店舗に持参する

実際に店舗までパソコンを持っていきます。

身分証などは必要ありません

ショッピングモール内のテナントの場合も、ケーズデンキ単体の店舗の場合も引き渡し相手の店員さんのいるところまで自分で運搬する必要があります。

数が多い場合は台車やカートを借りると良いでしょう。

③受付・スタッフに声がけ

ケーズデンキでは処分受付を専門とするコーナーは無いので、まずはサービスカウンターか入り口付近にいる店員さんに声がけをします。

「パソコンの処分を依頼したい」と伝えて、事前に連絡をしている場合はその旨も伝えましょう。

④パソコンの引き渡し・支払い

店員さんの指示に従ってパソコンを引き渡します。

有料処分の品物も一緒に持参している場合は支払いも行います。

ケーズデンキではデータ消去のサービスを行っていないので、データの管理は自身が責任を持つ旨の書類にサインを求められます。

最後に引き取りの控えを受け取って処分は完了です。

ケーズデンキのパソコン処分は持ち込みのみ

ケーズデンキではパソコンの処分は店舗に持ち込むお客様のみ受付しています。

自宅で回収してもらう方法では依頼できません。

例外的に、大型家電をケーズデンキで購入し設置サービスを利用している顧客であれば、設置のついでに回収をしてもらうことができます。

ケーズデンキ以外でパソコンを処分

ケーズデンキ以外にも、パソコンは行政推奨の方法で処分したり、民間の業者向けに売却するといった選択肢もあります。

パソコン処分にはどのようなルールが関係してくるのかも含め、大まかにご説明します。

小型家電リサイクル法

パソコンの廃棄処分・リサイクルは「小型家電リサイクル法(使用済小型家電電子機器等の再資源化の促進に関する法律)」により処分のルールが定められています。

使用済みのパソコンを最終的に製造メーカーで回収・処理することを義務付けるものであり、パソコンに使用されている貴金属・希少資源・樹脂などを無駄なくリサイクルすることを目的としています。

そのため、パソコンは他の家電製品のように不燃ごみ・粗大ごみとして処分することができない特殊な家電製品となっています。

誤った処分をしてしまうと?

例えばパソコンを不燃ごみとしてゴミ捨て場に出して長期間放置してしまった場合、不法投棄として処罰を受ける可能性があります。

もちろんポイ捨てなども同様に処罰の対象となるリスクがありますので絶対にやめましょう。

不法投棄の罰則:5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金、またはその両方

パソコン処分①:自治体委託業者

基本的に粗大ごみや不燃ごみとして収集してもらえないパソコンですが、自治体によっては民間の業者に廃棄パソコンの収集運搬を委託しているケースがあります。

基本的には有料のサービスになります。

自治体のホームページで環境課、廃棄物課といった部署が情報を公開していますのでチェックしてみましょう。

東京都足立区の場合

パソコン本体:700円

ノートパソコン:1,300円

一体型パソコン:1,900円

ディスプレイ(液晶):1,300円

ディスプレイ(ブラウン管・CRT):1,300円

足立区:家庭系パソコン(PC)のリサイクルのご案内

パソコン処分②:メーカー回収

パソコンの製造メーカーに直接リサイクルを依頼する方法です。

小型家電リサイクル法で基本とされている廃棄処分方法です。

自身で申し込みや郵送の手配をしなくてはならない為面倒なことと、PCリサイクルマークの無いパソコンは廃棄処分料の負担があります。

PCリサイクルマーク無しのパソコン

パソコン本体:3,300円

ディスプレイ:4,400円

※ソニーの場合※

PCリサイクルマーク

2003年10月以降に販売されたパソコンにシールとして貼り付けされています。

このマークがついているパソコンは購入代金にリサイクル料金が含まれているので、メーカーで処分する際に改めてリサイクル料金を負担する必要がありません。

PCリサイクルマークについて

パソコン処分③:他の家電量販店

ケーズデンキ以外の大手家電量販店でもパソコンの廃棄処分を依頼することができます。

有料のところもあれば、データ消去を代行してくれるところ、自宅まで回収に来てくれるところなど内容は様々です。

各社のサービスを比較検討して自身に合ったチェーンを利用すると良いでしょう。

パソコン処分④:不用品回収

理由があって当日中に処分したい、どこかに運搬するのが難しい、他の家電製品なども一緒に処分したいといった方は不用品回収でパソコンを処分することもおすすめです。

不用品回収業者はサービス内容などが融通がきき利用しやすいのは確かですが、自身に合ったサービスを選ばないと非常に高いコストを支払うことになってしまう恐れがあるので注意が必要です。

特に、町中を放送を流しながら巡回するスタイルの不用品回収はトラブルの報告が多数ありますのでお勧めできません。

不用品回収

グリーンズリサイクル:5,500円~

※冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、自転車を一緒にご依頼頂いた場合を想定※

パソコン処分⑤:業者に売却する

パソコンはそれ自体が貴重な金属やパーツの塊です。

特にまだ新しいパソコンは使用する価値も残っている為、買取をしてくれる業者が多数あります。

値段はつけられないが無料で引き取ります、ということもありますので検討してみる価値はありそうです。

パソコン売却

金額例:22,000円

※2019年製ノートPC、購入時価格15万円程度※

パソコン処分⑥:個人間取引

現在は中古品を個人間で売買するフリマアプリなどの仕組みが大きく発展しており、パソコンはその中でも特に人気のある商品カテゴリの一つです。

スマホがあれば簡単に出品してしまえる手軽さが魅力です。

ですがパソコンという精密機械を扱う性質上、梱包や配送には細心の注意を必要とします。

ケーズデンキでパソコン処分まとめ

ケーズデンキでは無料でパソコンの回収を行っており非常に便利な処分方法として利用できます。

データの消去などは自身で行う必要がありますが、いつでも、どの店舗でもパソコン処分を受け付けてもらえるので是非利用してみましょう。

ケーズデンキ以外でパソコン処分をされる方は、小型家電リサイクル法などの法律に違反しないようにだけしっかりと注意して下さい。

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