ヤマダ電機では3,520円~8,100円または買取でブラウン管テレビ・液晶テレビを引き取り処分してもらうことができます。
壊れたテレビもまだ動くテレビも回収処分の条件は同じです。
新品のテレビをヤマダ電機で購入する買替えのタイミングであれば、在宅でも下取り(良品買取)を利用して無料以上の条件で古いテレビを処分してもらうことも可能です。
この記事では手続きの詳細や具体的な金額などを分かりやすく、ヤマダ電機でテレビを処分する方の2022年夏の最新版として解説していきます。
ヤマダ電機のテレビ引き取り料金
ヤマダ電機のテレビの処分料金は、メーカーごとに細かく設定されているのが大きな特徴です。
処分するテレビがどちらのメーカー製のものなのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
これらは買い替えではなく、テレビの処分だけをヤマダ電機に依頼する場合の料金です。
【液晶・プラズマテレビ】料金表
店舗に持込み
メーカー | ~15型 | 16型~ |
---|---|---|
A・Bグループ | 3,520円 | 4,620円 |
指定法人 | 4,750円 | 5,350円 |
自宅で回収
メーカー | ~15型 | 16型~ |
---|---|---|
A・Bグループ | 6,270円 | 7,370円 |
指定法人 | 7,500円 | 8,100円 |
A・Bグループ
パナソニック パナソニック(三洋)
東芝映像 JVCケンウッド LG Electro
ハイアールジャパン
日立グローバルライフ シャープ
三菱電機 ソニー ソニー(アイワ)
ハイセンスジャパン 船井電機
良品計画 サムスン電子ジャパン
指定法人
指定法人(その他)
※A・Bグループ以外※
【ブラウン管テレビ】料金表
店舗に持込
メーカー | ~15型 | 16型~ |
---|---|---|
Aグループ | 2,970円 | 4,070円 |
Bグループ | 3,520円 | 4,620円 |
指定法人 | 4,750円 | 5,350円 |
ヤマダデンキ | 3,245円 | 4,345円 |
自宅で回収
メーカー | ~15型 | 16型~ |
---|---|---|
Aグループ | 5,720円 | 6,820円 |
Bグループ | 6,270円 | 7,370円 |
指定法人 | 7,500円 | 8,100円 |
ヤマダデンキ | 5,995円 | 7,095円 |
Aグループ
パナソニック パナソニック(三洋)
東芝映像 JVCケンウッド LG Electro
ハイアールジャパン
Bグループ
日立グローバルライフ シャープ
三菱電機 ソニー ソニー(アイワ)
富士通ゼネラル 船井電機
良品計画 サムスン電子ジャパン
指定法人
ノジマ ドウシシャ
指定法人(その他)
ヤマダデンキ
ヤマダデンキ HERB Relax
YAMADA SELECT
通常料金より安くなるケース
上記で案内したテレビの処分料金は通常の料金です。
以下では有利な金額・条件でテレビを処分してもらえる場合をご紹介します。
「買い替え」を利用する
ヤマダデンキで新しいテレビを購入し、新品のテレビと入れ替えで古いものの処分を依頼する場合、通常料金よりも有利な金額で対応してもらえます。
具体的には自宅で回収してもらう際、出張料金が必要なくなり自分で店舗に持込した場合と同じ料金に割引となります。
ただし、新しく購入した同等の家電と同数しか適用されない為注意が必要です。
「良品買取」を利用する
ヤマダ電機ではまだ状態の良い中古の家電を下取りする、良品買取というサービスを提供しています。
ヤマダウェブコムで新しい商品(テレビ)を購入した際、配送と同時に回収するテレビの買取査定を依頼することができます。
良品買取となる品物の条件
ヤマダ電機のテレビ処分よくある疑問
壊れたテレビだとどうなるの?
ヤマダ電機では壊れたテレビでも同じ条件で処分してもらえます。
追加の料金などは発生しません。
ブラウン管・液晶モニターの処分も同じ条件?
残念ながら異なります。
テレビとモニターは法律上の扱いが異なることが理由です。
モニターやディスプレイ類はブラウン管・液晶に関わらず不要家電の処分という扱いになります。
大きさや種類によりますがヤマダデンキだと1,100円~4,400円で引き取りしてもらえます。
有機ELテレビはどうしたらいい?
ヤマダ電機は有機ELテレビの処分に対応していません。
新しい方式のテレビであるため、法律上従来のテレビと同じ扱いとするかが国で決められていない為です。
逆に言えば有機ELテレビは粗大ごみ・不燃ごみとして処分することができます。
詳しくはお住まいの市区町村にご確認下さい。
良品買取(下取り)は買い替えの人だけしか使えない?
良品買取のみの利用も可能です。
買い替えでなくてもどなたでも利用できるサービスです。
ただ買い替えでない場合は、店舗に持込が必須となります。
ヤマダ電機のテレビ処分利用手順
ヤマダ電機でテレビを処分してもらうには、
の2通りがあります。
それぞれ利用する際の手続きを詳しくご説明します。
ヤマダデンキ店舗に持ち込む手順
①店舗に連絡
事前にテレビを持ち込むことをヤマダデンキの店舗に連絡しておきます。
ルール上は事前に連絡する必要は無くいきなり持ち込みしても問題ありませんが、お店が忙しく引き取りの手続きに時間がかかってしまうことなどを予防できます。
特に良品買取の場合査定には時間がかかる可能性があるので、持ち込みの日程を事前に打ち合わせておくことが重要です。
②テレビを店舗に持ち込む
実際に店舗まで処分するテレビを持っていきます。
良品買取(下取り査定)を利用する場合は免許証等の身分証を一緒に持参します。
逆に、テレビの処分を依頼するだけであれば不要です。
ショッピングモール内のテナントの場合も、ヤマダデンキ単体の店舗の場合も引き渡し相手の店員さんのいるところまで自分で運搬する必要があります。
運搬が大変な場合は台車やカートを借りると良いでしょう。
③受付・スタッフに声がけ
ヤマダ電機ではテレビの処分受付を専門とする売り場は無いので、まずはサービスカウンターか入り口付近にいる店員さんに声がけをします。
「持ってきたテレビの処分を依頼したい」と伝えて、事前に連絡をしている場合はその旨も伝えましょう。
下取りを希望する場合はその旨はっきりと伝えるようにしましょう。
④テレビの引き渡し・支払い
店員さんの指示に従ってテレビを引き渡します。
下取りであれば書類にサインをして代金を受け取り完了です。
処分の場合は既定の料金を支払い、最後に引き取りの控えを受け取って処分は完了です。
どのヤマダデンキでも大丈夫?
ヤマダデンキの店舗には、
・ヤマダデンキ テックランド
・ヤマダデンキ LABI
・ヤマダデンキ アウトレット
といったいろいろなブランドが存在します。
基本的にどのブランドでも不要テレビの処分を依頼することができますので、利用しやすい立地のヤマダデンキに相談して問題ありません。
良品買取(下取り)を利用したい方は
事前に電話で店舗に問い合わせておけば安心です。
自宅で回収してもらう手順
①ヤマダ電機店舗で申し込み
自宅での回収を依頼する場合も、ヤマダ電機の場合は一度店舗に出向く必要があります。
電話・web上だけで依頼することはできません。
身分証などは必要ありません。
ヤマダデンキ店舗にて以下を伝えて申し込みます。
・回収希望テレビの情報(メーカー、大きさ)
・回収希望の住所
・回収希望日時
特に、テレビの情報は料金に直接関係しますので事前にしっかり確認しておきましょう。
必要な金額をレジで支払って申し込みは完了です。
②テレビの準備
回収を依頼するテレビをスタッフが回収できる状態に準備します。
コンセントは外し、テレビが台などに固定されている場合は動かせる状態にしておきましょう。
テレビが物置の奥にしまってある場合などはいつでも運び出せるようにしておきます。
回収当日はある程度の運搬・搬出はヤマダ電機スタッフに対応してもらえますので、無理に玄関先に出しておく必要はありません。
③テレビの回収
事前に申し込んだ日時にヤマダデンキスタッフが回収に訪れますので、テレビを引き渡します。
当日に追加で支払いが必要になることは原則ありません。
テレビを引き渡したら控えを受け取ってテレビの処分は完了です。
ヤマダ電機以外のテレビ処分方法
ヤマダ電機を利用する方法以外にも、不要になったテレビを処分する方法があります。
代表的なものを必要な費用と併せてご紹介します。
テレビ処分時にご注意!家電リサイクル法
ブラウン管テレビ・液晶テレビ共に、テレビを処分する際注意すべき法律に「家電リサイクル法」があります。
この法律はテレビを廃棄する場合は、最終的にはすべて製造メーカーで処理を行うことが定められています。
そのためテレビを粗大ごみや不燃ごみで出すことはできませんし、もちろんところかまわず放置・投棄することも厳しく禁じられています。
テレビの処分をする際はこの家電リサイクル法のルールに十分ご注意ください。
家電リサイクル法の対象となるもの
・液晶テレビ
・プラズマテレビ
・ブラウン管テレビ
家電リサイクル法の対象にならないもの
・有機ELテレビ(不燃・粗大ごみ)
・ポータブル液晶TV(不燃・粗大ごみ)
・液晶モニター(資源有効利用促進法)
・CRT/ブラウン管モニター(資源有効利用促進法)
違反時の罰則
家電リサイクル法自体には罰則や罰金は設定されていません。
ですがテレビという廃棄物を不適切に処分してしまった場合、不法投棄として処罰を受ける可能性があります。
※廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条※
※廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条※
テレビ処分①:自治体の回収
粗大ごみ・不燃ごみとして処分できないテレビですが、同じような方法で行政から委託を受けた業者に回収してもらう方法があります。
代表的な方法ですが有料で搬出も自分で行う必要がります。
粗大ごみとは異なる窓口での受付になりますのでご注意ください。
自治体回収の料金(東京)
~15型:4,488円
16型~:5,720円
※液晶・ブラウン管共通※
テレビ処分②:指定引取場所
家電リサイクル法対象の製品を引き取る認定を受けた業者に、処分するテレビを直接持ち込みする方法です。
テレビをごみとして廃棄処分する場合、最も料金が安くなる方法です。
反面自分で家から搬出・指定引取場所まで運搬する手間があります。
指定引取場所の料金
【液晶テレビ】
~15型:1,870円
16型~:2,970円
【ブラウン管TV】
~15型:1,320円~1,870円
16型~:2,420円~2,970円
※メーカーごとに設定※
テレビ処分③:他の家電量販店
ヤマダ電機以外の家電量販店各店でもテレビの処分を受け付けています。
基本的には料金が若干異なるくらいで大きな差はありませんが、一部買い替えのお客様向けにしか処分サービスを提供していないところもあります。
近く大きめの家電を購入する予定のある方は是非利用しましょう。
家電量販店のテレビ処分料金
持込:3,520円~6,270円
回収:5,720円~7,970円
テレビ処分④:不用品回収
急ぎで処分したいけれど自分でどこかに運搬することができない、テレビと同時に他の不用品も一緒に処分したいといったときに役立つ方法です。
不用な家電などを処分する専門の業者の為大変使い勝手がいいですが、費用面で高額になりやすいことに注意が必要です。
時間が無くても事前の見積もりだけはしっかり確認しましょう。
不用品回収の料金
グリーンズリサイクル:5,500円~
一般的な不用品回収:16,500円~
※弊社は家電製品回収に特化している為、例外的な価格帯です※
テレビ処分⑤:業者に売却する
まだ製造されてから新しく、動作にも問題が無いものはリサイクルショップなどで買取してもらえる可能性があります。
特にテレビは家電製品の中でもひときわ売れ筋の商品であるため、基本的にどのようなリサイクルショップでも扱っている品物であることも利点です。
業者によってはネット見積もり、訪問買取も対応しているのでまだ新しいテレビを処分する際は検討してみましょう。
テレビ処分⑥:個人間取引
ネットなどを介してテレビを欲しがっている人に売却・譲渡する方法です。
メルカリ等のスマホアプリ、ネットサービスの充実で最近は気軽に利用できるようになってきた方法です。
液晶テレビの場合は画面が割れてしまわないよう、慎重に梱包しなければならないなど手間が大きい方法です。
ヤマダ電機のテレビ処分まとめ
ヤマダ電機では店舗でも訪問でも、テレビの廃棄処分を依頼することができます。
さらに新しい(2015年以降製)のテレビであれば「良品買取」で買い取ってもらえる可能性があることも魅力です。
近所にヤマダデンキ店舗がある方はテレビを持ち込んで査定を依頼し、買取不能となった場合に処分してもらう、という利用方法が無駄がありません。
その他の方法で処分する場合は「家電リサイクル法」に違反しないような処分方法を心がけましょう。