東京版!失敗しないトースターの処分方法ガイド【売却価格・費用・法律】

東京版!失敗しないトースターの処分方法ガイド【売却価格・費用・法律】

我々の生活に欠かせないキッチン家電の一つがオーブントースターです。

しかし長年使っていると故障が起こることもあり、その処分方法に悩む方も多いでしょう。

また修理が必要か、それとも買い替えが得策か、トースターが売却可能な品かどうか、さまざまな疑問が浮かんでくることでしょう。

本記事ではオーブントースターの処分について、売却の可能性、そして最終的な処分方法までを詳細に解説していきます。

最適な選択をするための情報を得て、あなたのトースターの処分をより良い方法に進めていきましょう。

目次

トースター処分の基礎知識

トースター処分の基礎知識

小型家電リサイクル法

トースター処分:小型家電リサイクル法

「小型家電リサイクル法」は家電に含まれる有用な素材のリサイクルを進めるための法律です。

これに基づきトースターを含む一部の小型家電は特定の方法で処分することが求められています。

トースターに含まれる金属素材は再利用可能なため、適切にリサイクルされるべきものです。

ただしどちらかというと「市区町村で小型家電の廃棄物をどのように扱うか?」ということを定める法律です。

消費者目線ではトースターを処分するにあたってそこまで気にする必要のある法律ではありません。

小型家電リサイクル法に基づいたトースターの廃棄方法としては次の4つがあります。

  1. ボックス回収:家電量販店や公共施設に設置されている回収ボックスにトースターを入れます。ただし、投入口が小さくトースターが入らない場合もあります。
  2. イベント回収:一部の自治体では特定の期間に回収イベントを開催しており、この時にトースターを持ち込むことができます。
  3. ステーション回収:資源ごみの収集日に合わせて、特定の場所でトースターを回収します。
  4. ピックアップ回収:工場などに集められたごみの中から、作業員が選別してトースターを回収します。

上記が「小型家電リサイクル法」における正式なトースター廃棄処分方法ではありますが、実際には不燃ごみや粗大ごみとしてトースターを処分することが多いでしょう。

また全ての家電量販店や自治体が小型家電リサイクルボックスを設置しているわけではないので、具体的な処分方法を選ぶ際には、市区町村のルールを確認することが必要です。

トースターの処分は「小型家電リサイクル法」に基づいて行うことが推奨されますが、後述する通り他にも選択肢はたくさん存在しています。

処分する前に確認!トースターの売却価値と買取可能性

トースター処分:売却の可能性

売れるトースターの条件

・年式が新しい(概ね5年以内)

人気ブランド(アラジン、バルミューダ、日本メーカー)

インテリアとしてデザインが優秀

・高機能モデル(大容量、温度調節、多様なメニュー)

・傷や汚れが無い

・箱や付属品が揃っている

使わなくなったトースターは捨てる前に、その売却価値と買取可能性を確認しましょう。

売却することでお金に変えることができることはもちろん、価値のあるトースターは無料で欲しいという相手が見つかりやすい品物でもあります。

状態が良いトースターは、買取ショップやフリマアプリ上で一定の価値があります。

トースターの売却価値はその状態とブランド、モデルによります。

全体的にキレイな状態で、高級ブランドの製品であれば、一定の価値があることが多いです。

売却価値は状態とブランド、モデルに左右される

売却価値はトースターの状態とブランド、モデルに大きく依存します。例えば、未使用やほとんど使用していない新品同様の状態のトースター、高級ブランドのトースターは、一定の売却価値が見込めます。

しかし、長年使用されたものや、故障しているもの、またブランドが無名のものについては、売却価値は低いでしょう。

トースターの買取価格の例

例えば、新品未開封の高級ブランドトースターは、その定価の30% – 50%程度で買取が可能なこともあります。

一方で、5年以上使用した中古の一般的なブランドのトースターは、数百円から数千円程度の買取価格となる可能性があります。

処分を考えているトースターがある場合、まずはその買取可能性をチェックすることをおすすめします。

その上で、その価格が納得できるものであれば売却を、そうでなければ他の処分方法を考えると良いでしょう。

オーブントースターとポップアップトースターで違いはある?

トースター処分:タイプによる違い

オーブントースターとポップアップトースターは、それぞれ異なる特性と機能を持つ製品です。

オーブントースターは内部のヒーターで加熱し、庫内の温度を上げて調理します。

一方、ポップアップトースターは焼き上がった食パンがポンッとはね上がるのが特徴で、シンプルで省スペース、かつ熱源が近いので早く焼けやすいです。

しかしながら、これらの製品を処分する際の法的な扱いについては、その違いはありません。

どちらの製品も同じ法律や規制に従って処分する必要があります。これらの製品の主な違いは、その大きさと形状になります。

オーブントースターは一般的に大きく、多機能なモデルが多いですが、ポップアップトースターはコンパクトでスペースを取らないのが特徴です。

処分の際の扱いは変わりません

オーブントースター

トースター処分:オーブントースター
  • オーブントースター(オーブン式)は、内部のヒーターで加熱し、庫内の温度を上げて調理します。
  • ダイヤル式で温度やタイマーを調節するだけのシンプルモデルから、パン以外のさまざまな食材を調理できる多機能タイプまで、豊富なラインナップが特徴です。

ポップアップトースター

トースター処分:ポップアップトースター
  • ポップアップトースター(ポップアップ式)は、焼き上がった食パンがポンッとはね上がるのが特徴です。
  • 基本的にはトースト専用で、上から食パンを挿してヒーターで焼き上げます。
  • シンプルで省スペース、かつ熱源が近いので早く焼けやすいことが特徴です。

トースターの廃棄・処分方法7選

トースター処分:処分方法7選

粗大ごみとして処分

トースター処分:粗大ごみ

粗大ごみとは、一辺が30cm以上の大きな家庭用の廃棄物を指します(東京23区の場合)。

粗大ごみ処分で一般的なのが、戸別に粗大ごみの収集を依頼する方法です。

自宅まで行政の委託を受けた作業員が訪問し、粗大ごみとしてトースターを収集していきます。

この方法のメリットは費用が安く済むことと、指定された日時にトースターを出すだけで回収してもらえる手軽さです。

しかし粗大ごみとされる大きさの基準は市区町村によって違うため、お住まいの市区町村のルールを確認する必要があります。

トースターの粗大ごみ料金【東京23区】

金額
400円板橋区 世田谷区 練馬区
江戸川区 杉並区 江東区
北区 新宿区 中野区
豊島区 墨田区 港区
渋谷区 文京区 台東区
300円大田区 葛飾区 品川区
目黒区 荒川区 千代田区
200円中央区
無料足立区

足立区はサイズに関わらずトースターは全て「不燃ごみ」

東京都足立区では他の区とはルールが異なり、トースターを粗大ごみで処分することができません。

大きさが30cmを超えるものであってもトースターは不燃ごみで回収しています。

大型のものでも不燃ごみの収集日に、ごみ集積所にトースターを持っていけば無料で処分可能です。

※足立区清掃事務所に電話で確認※

粗大ごみor不燃ごみの見分け方

粗大ごみの基準

東京23区=一辺が30cmを超えるもの

トースター処分:粗大ごみの見分け方

トースターを粗大ゴミか否か判断する基準は、1辺の長さを測ることで分かります。

東京23区の場合はすべての区が1辺30cm以上のものを粗大ごみとしています。

オーブントースターは1辺の長さが30cm前後のものが多く一目で判断ができない場合もあるかと思います。

比較的小型のものは30cm未満、大型に分類されるものは30cmを超えていることが多いです。

ポップアップトースターは1辺の長さが30cmに満たないものが多数派ですので、その場合は不燃ごみとして無料で処分できます。

簡単に粗大ごみを見分ける方法

トースターが粗大ゴミか確認したいけれど、手もとに定規やメジャーが無いという方もいらっしゃると思います。

そんな時簡単に利用できるのがA4用紙を使用する方法です。

A4のプリントや書籍は縦の長さが29.7cm(297mm)ですので、かなり正確に判断することができます。

トースター処分:簡単な粗大ごみ判断方法

このトースターは粗大ごみであることが分かります。

トースターを粗大ごみとして処分する手順

1.行政に回収の申し込み

トースター処分:粗大ごみ申し込み

電話またはネットでトースターの回収を依頼します。

依頼先は東京23区であれば基本は粗大ごみ受付センターに連絡します。

ただし品川区・世田谷区・練馬区・目黒区の4区と、23区外の市区町村は役所の担当部署に直接連絡します。

2.粗大ごみシールの準備

必要な種類と数の粗大ごみシールを購入してトースターに貼り付けます。

粗大ごみシールの種類と金額が合っている必要があることと、市区町村ごとに粗大ごみシールは別のものが準備されているので必ず自宅近くで購入する必要があることにご注意下さい。

またトースターに貼り付ける粗大ごみシールには、予約時に発行された受付番号を記入しておきます。

トースター処分:粗大ごみ処理券

3.トースターの排出・回収

トースター処分:粗大ごみ排出イメージ

予約した日時に行政の担当者が回収に来ますので、あらかじめ予定の場所にトースターを排出しておきます。

問題なければそのまま回収されて完了です。

回収の現場に立ち会う必要はありません。

行政の処分施設に持ち込み

トースター処分:処分施設持ち込み

一部の市区町村では粗大ごみの持ち込みを受け付けており、トースターを施設に持ち込み処分依頼することができます。

自分で運搬する手間がありますが、粗大ごみとして収集してもらう場合と比べてさらに費用を安く、場合によっては無料にまで抑えることができるのが特徴です。

そういった施設を準備している区にお住まいの方は積極的に利用してみましょう。

ただし事前に予約が必要な場合が多く、施設は郊外にあり自動車が必要となることが多いです。

さらに、営業時間や受付かぬ時間が限られることも忘れてはならないポイントです。

持ち込みが可能かどうかや、持ち込み方法・料金は市区町村によって変わるため、事前に確認してください。

トースターの持ち込み料金【23区】

東京23区内では、以下の10区がトースターの持ち込み処分が可能となっています。

料金利用可能日
港区無料
品川区200円
大田区無料月-日
世田谷区200円土日
杉並区400円
板橋区200円月-日
練馬区200円月-日
足立区無料土日
葛飾区無料月-日
江戸川区無料月-日

表記のない他の区戸別回収のみとなります。

トースターを持ち込みする手順

1.持ち込みの予約をする

トースター処分:処分施設持ち込み申込

行政の窓口に連絡してトースターの持ち込みをする日程を予約します。

窓口は粗大ごみ受付センターに委託している区と、役所で直接予約受付をしている区があるのでご注意下さい。

事前に予約しないと持ち込みを受けてもらえませんので必ず事前に予約しましょう。

2.粗大ごみシールの準備

予約の際に持ち込み処分に必要な粗大ごみシールの種類と金額が指示されます。

それに従って粗大ごみシールを購入してトースターに貼り付けます。

無料で処分できる区の場合、粗大ごみシールは必要ありません。

トースター処分:処分施設持ち込み粗大ごみ処理券

3.持ち込み

トースター処分:処分施設

予約した日時に施設にトースターを持ち込みます。

スタッフの指示に従ってトースターを引き渡して処分は完了です。

身分証が必要となりますので忘れずに持参しましょう。

フリマアプリで販売する

トースター処分:フリマアプリ

フリマアプリを活用すれば、不要な粗大ゴミを廃棄する代わりに新たなユーザーに渡すことができます。

まだ使えるトースターは捨てるのではなく、誰かに再利用してもらうことで資源を節約することができます。

状態の良いトースターであれば検討の余地は十分あります。

売れるトースターの条件

・年式が新しい(概ね5年以内)

人気ブランド(アラジン、バルミューダ、日本メーカー)

インテリアとしてデザインが優秀

・高機能モデル(大容量、温度調節、多様なメニュー)

・傷や汚れが無い

・箱や付属品が揃っている

代表的なフリマアプリに出品する手順

メルカリやラクマなどのフリマアプリは、トースターを含む不要なものを簡単に販売できるサービスです。

これらのアプリはスマホやPCから手軽に出品できるため、自宅にいながらにして販売活動を行うことが可能です。

出品の手順

  1. アプリをダウンロードし、ユーザー登録を行います。
  2. 出品するトースターの写真を撮影し、アップロードします。
  3. トースターの詳細情報を入力します。トースターの状態、サイズ、ブランド名、色などを詳しく記述しましょう。
  4. 価格を設定します。他の出品者のものを参考に妥当な価格を設定することが大切です。
  5. 入力内容を確認し、出品ボタンを押します。

リサイクルショップでは買取が難しい古い家具や家電でも、フリマアプリなら出品することができます。

価格を安く設定すれば早く販売することができるでしょう。

また比較的新しいものやブランドものは、高めの価格でも売れる可能性が高いです。

フリマアプリの注意点

ただし、フリマアプリを使用する際にはいくつかの注意点があります。

  1. 購入者とのやり取りや発送作業は手間がかかります。トースターが売れたら、相手にトースターを発送する必要があります。梱包や発送には時間と費用がかかります。
  2. フリマアプリの利用には手数料がかかることがあります。販売価格から一定の手数料が引かれるため、販売価格を設定する際にはその点を考慮に入れましょう。
  3. 個人間の売買にはトラブルが生じる可能性があります。商品の状態についての誤解や、発送トラブルなどが起こることもあります。

以上のようにフリマアプリを活用すれば不要なトースターを手軽に販売し、新たなユーザーに引き継ぐことが可能です。

ただし、売買の際のトラブルを防ぐためにも、商品の説明を正確に記載し、適切な発送を心掛けましょう。

リサイクルショップへ売却する

トースター処分:リサイクルショップ

リサイクルショップへの売却は、まだ価値の残っているトースターの処分の際に有効な選択肢です。

特にまだ使用可能で比較的新しいものや有名ブランドのトースターの場合、リサイクルショップは一定の査定ををつけてくれる場合があります。

売れるトースターの条件

・年式が新しい(概ね5年以内)

人気ブランド(アラジン、バルミューダ、日本メーカー)

インテリアとしてデザインが優秀

・高機能モデル(大容量、温度調節、多様なメニュー)

・傷や汚れが無い

・箱や付属品が揃っている

リサイクルショップに持ち込む手順

トースター買取可否の確認・予約

購入価格が安価であったり年式が古すぎるトースターは、需要がほぼないため買い取りが難しい可能性があります。

またその店舗ではトースターの買取は行っていない可能性もい考えられます。

そのため、事前に店舗に電話をかけて、自分のトースターが買い取り対象であるかを確認することをお勧めします。

・メーカー

・トースターの型番

・製造年式

・トースターの状態

上記を伝えれば買取の可否を確認できるでしょう。

自分のトースターが買取対象であることが確認できたら、持ち込みの日時を予約しましょう。

トースターを持ち込む前の準備

まずはトースターをきれいに掃除します。

落ちない焦げ付き汚れなどがあると、リサイクルショップでは買い取りを拒否される可能性が高まります。

商品が「美品」と判断される状態まで綺麗にしておくことが重要です。

また、トースター本体だけでなく箱や説明書、セットの調理器具などがある場合は可能な限り揃えておきます。

お店にトースターを持ち込む

予約の日時にトースターを持ち込みます。

事前に予約していれば査定もスムーズで待ち時間が少なく済みます。

査定額が出たら売却して処分完了です。

身分証が必要な場合が多い為、忘れず持参しましょう。

リサイクルショップの注意点

トースターをリサイクルショップへ売却する際の注意点として、査定には個々の店舗や担当者の判断が大きく影響します。

したがって複数の店舗に査定を依頼して、最高の価格を出してくれる店舗を選ぶのも一つの手段です。

またリサイクルショップへの売却にはデメリットもあります。

個々の商品に対する査定価格が必ずしも期待通りでないこと、そして一部の商品が買取対象外である可能性があるという点を理解しておく必要があります。

以上のようにリサイクルショップを利用すれば、不要なトースターを売却し、購入したお金の一部を回収することが可能です。

ただしトースターの状態や買取対象の確認など、事前の準備が重要であることを忘れないでください。

不用品回収業者へ依頼する

トースター処分:不用品回収

不用品のトースターを処分するために、不用品回収業者へ依頼する方法もあります。

不用品回収はトースター処分までに時間がない方や、複数の不用品を一度に処分したい方にとっては大変便利なサービスとなるです。

反面、業者選びが大変であったり費用が高くなりがちな点が懸念点です。

不用品回収業者にトースター処分を依頼する利点

手間が少ない

不用品回収業者を利用すると、自分で運び出しを行う必要がありません。

また、多くの業者が即日対応してくれるため、処分が早く終わるというメリットもあります。

時間帯の柔軟性

多くの不用品回収業者は、早朝や深夜でも対応してくれるため、自分のライフスタイルに合わせて利用することができます。

不用品の種類を問わず引き取り

不用品回収業者は、トースターだけでなく、他の不用品も一緒に引き取ってくれるため、一度にまとめて処分することが可能です。

買取サービスの提供

一部の不用品回収業者は、買取サービスも提供しています。これにより、処分費用を抑えることが可能となります。

注意点と優良な不用品回収業者の選び方

料金の確認

不用品回収業者の料金は、一般的に自治体の粗大ゴミ処理費用よりも高い傾向があります。

ただし、その費用で多くのものを処分できるため、その利便性を考えると費用対効果は高いと言えるでしょう。

事前見積もりで正確な金額を出せる業者は信頼できます。

事前見積もりで正確な金額を出さず、「詳しくは現地で不用品を見てから」と案内する業者は避ける方が賢明です。

信頼性を確認

信頼できる不用品回収業者を選ぶためには、ホームページでの料金やサービス内容の記載、過去のクチコミなどを確認しましょう。

口コミは評価のコントロールが難しいもの(googleなど)を参考にすると良いでしょう。

評価が低い、評価数が少ない、コメントしている人がいないなどの業者は避けた方がいいかもしれません。

不正な業者の存在に注意

非常に残念なことに不用品回収業者の中には、無料や安価であるとアピールし、後から高額請求をするなどの不正な業者も存在します。

そのため、業者を選ぶ際は慎重に行い、料金やサービス内容をしっかり確認しましょう。

ネット広告で見た不用品回収 10倍以上の料金に-消費者センター

トラックで巡回している業者は×

街中をスピーカーでアナウンスしながら巡回している業者は避けましょう。

安く親切そうなアナウンスをしていますが、実際に不用品を回収した後高額の料金を請求するところがほとんどです。

こういった業者は高額請求もさることながら、さらには回収した品を不法投棄する恐れもあるためこういった業者は利用しないようにしてください。

不法投棄は排出者(あなた)が

知らなかった

場合も責任を問われる犯罪です

以上のように不用品回収業者へトースターの処分を依頼することは、手間が少なく時間帯の柔軟性があり、さまざまな不用品を一度に処分できるなどのメリットがあります。

ただし、業者選びには注意が必要であり、料金やサービス内容をしっかりと確認することが大切です。

家電量販店で引き取ってもらう

トースター処分:家電量販店

不要なトースターの処分方法の一つとして、家電量販店で引き取ってもらう方法があります。

「ヤマダ電機」や「ビックカメラ」、「エディオン」、「ケーズデンキ」などの家電量販店では、有料で使用済みの小型家電を回収しています。

家電量販店の処分サービスの種類

トースター処分:家電量販店持ち込み

【持ち込み】

自身で店舗にトースターを持ち込んで処分依頼する方法です。

自動車などで店舗までトースターを運搬し、店舗内で店員さんに直接トースターを引き渡します。

運搬しやすい大きさのトースターで最も一般的に利用される方法です。

トースター処分:家電量販店宅配

【宅配】

既定の大きさの段ボールにトースターを梱包して宅配業者に集荷してもらう方法です。

指定の大きさの段ボールに入っていれば、他の小物家電も一緒に処分できます。

トースター処分:家電量販店回収

【回収】

自宅まで家電量販店スタッフが訪問してトースターを直接引き取り処分する方法です。

料金をその場で支払えばいいところと、事前に店舗で支払いをする必要のあるところがあります。

主に大型家電の処分の際に便利なサービスの為、トースター処分ではあまり利用しないでしょう。

家電量販店にトースター処分を依頼する利点

確実に処分できる

家電量販店は大手企業なので、預けたトースターを確実・適切に処分してもらえます。

引き取り拒否や不法投棄の心配が無く、処分に関する料金がしっかり決まっていることも安心材料です。

買い替えなら無料処分の可能性もある

新品のトースターを購入する際に古いものを同時に処分してもらうことができます。

その場合、購入者特典で古いトースターの処分費用が割安になったり無料になるケースが多いです。

他の家電も一緒に処分できる

家電量販店ではほとんどすべての品目の家電処分を依頼することができます。

トースターと一緒に処分したい家電、特にスマホやPCなどの小型家電がある場合一度に処分することが可能です。

家電量販店での引き取りの例

例えば、「ヤマダ電機」では、小型家電を店頭で回収しています。

一部の店舗では詰め放題サービスを提供しており、トースターだけでなく他の小型家電も一緒に持ち込むことが可能です。ただし、詰め放題サービスの利用には別途費用が発生することもあります。

また、「ビックカメラ」では、指定のダンボールに不要な家電を詰めて店頭に持ち込むことで、一度に複数のアイテムを回収することが可能です。こちらも、ダンボールを利用するための費用が発生する場合があります。

家電量販店の回収サービスの証拠

以下に、いくつかの家電量販店で提供されている小型家電の回収サービスの料金とルールを示します。

  1. ヤマダ電機:回収品目により料金が異なり、トースターは1,000円以内でリサイクル可能。ただし、出張リサイクル依頼は別途費用が必要。
  2. ケーズデンキ:回収品目により料金が異なり、トースターは550円でリサイクル可能。出張リサイクル依頼には追加料金が必要。
  3. ビックカメラ:宅配便回収となり、1箱(指定箱有り)1,980円(税込)でリサイクルが可能。

トースターの買い替えを予定している、または他の小型家電も一緒に処分したい場合には、家電量販店での引き取りを検討してみてください。ただし、サービス内容や料金は各店舗により異なるため、事前に確認しておくことをお勧めします。また、詰め放題サービスを利用する際や、出張リサイクル依頼をする際は、追加料金が発生することを念頭に置いてください。

知人に譲る

トースター処分:譲渡

自分のトースターを使わなくなった時、それがまだ利用可能な状態であるなら知人に譲るという選択肢があります。

料金もかからず経済的な観点からも、SDGsの観点からも良い選択であると言えます。

トースターを知人に譲る利点

費用がかからず経済的

まだ使えるトースターを譲渡するだけですので、廃棄・処分にかかるはずだった費用が必要なくなります。

環境目線でも理想的

トースターも廃棄してしまえばごみとして扱われます。

リサイクルの技術が進歩していると言っても、埋め立て処分しなければならない箇所はどうしても残ります。

新たな持ち主の元で再利用することで、そういった環境負荷を軽減することにもつながります。

知人へのトースターの譲渡方法

直接譲渡する

自分の周りにトースターが欲しいという人がいれば、その方に譲るのが選択肢となります。

その際には、トースターのデザイン、使用年数、状態などを伝えるようにしましょう。

喜ばれるトースターは「売れるトースター」の条件が当てはまるものです。

譲渡して喜ばれるトースターの条件

・年式が新しい(概ね5年以内)

人気ブランド(アラジン、バルミューダ、日本メーカー)

インテリアとしてデザインが優秀

・高機能モデル(大容量、温度調節、多様なメニュー)

・傷や汚れが無い

・箱や付属品が揃っている

アプリなどで譲渡相手を探す

ネット上の地域掲示板やアプリを利用してトースターを譲りたいという情報を投稿することも可能です。

特に地域掲示板は、自分の住んでいる地域の人々に対して物を売るまたは譲ることができるので、よりマッチした相手を見つけやすいです。

例えば、「ジモティー」などのオンライン地域掲示板を活用すると良いでしょう。

「送料は相手持ち」など、あらかじめ詳しい条件を決めておくことがやり取りの手間やトラブルを避けるコツです。

東京都の「家電」売ります・あげます掲示板

トースターの寿命サイン

トースター処分:寿命のサイン

ヒーターが暖まらない時

トースターは日々の生活に欠かせないアイテムですが、長い間使っていると、ヒーターが暖まらなくなることがあります。

結論としてはトースターのヒーターが暖まらない場合は、修理よりも新品購入が経済的となるので寿命と言えます。

トースターのヒーターが暖まらなくなった場合、修理する選択肢もありますが、修理費用は比較的高額になりやすく、新品を購入する方が経済的な選択となることが多いです。

ヒーターの故障原因と修理費用

ヒーターが暖まらない原因は主に、配線の断線やヒーター自体の故障です。

このようなトースターの故障に対する修理は専門的な技術を必要とします。

修理費用は、故障の内容や修理業者によって異なりますが、ヒーター部分の修理代金は3,000円から8,000円ほどかかることが多いです。

ヒーターが暖まらないトースターの修理と新品購入の比較

例えば、ヒーターが暖まらない故障が発生したトースターの修理費用が6,000円、同等の新品トースターが5,000円で購入可能であった場合、新品を購入した方が1,000円節約できます。

また新品の購入では新たな保証期間が始まるため、今後のトラブルに対しても安心です。

仮にヒーターを修理しても他の部分が不調にならないとも限りませんので、新品の購入の方がお得になる可能性が高いです。

トースターのヒーターが暖まらない場合は、修理に出すことも可能ですが、高額な修理費用と比較して新品の購入を検討する方が経済的な選択となります。

そのため、ヒーターが暖まらない時は、新しいトースターの購入を検討してみてください。

トースターから煙が出る

トースターから煙が出るという場合も、寿命を疑った方がいいかもしれません。。

煙が出る原因によって適切な対処法は異なります。

故障による煙発生時には、素人判断ではなく専門の修理業者に依頼するか、新たなトースターを購入するのが最善です。

トースターから煙が出る原因

煙が出る主な原因として以下の4つが考えられます:

  1. パンくずや食材カスが焦げている
  2. 食材から出た油がヒーター部分に付着した
  3. 水蒸気が出ている
  4. 故障により煙が発生している

前の3つの場合は、対処法を講じれば煙が収まる可能性があります。

例えば、トースターの清掃を行うことで、パンくずや食材カス、付着した油を除去し、煙を防ぐことが可能です。

一方、故障による煙発生時には、素人判断での対処は避け、修理業者に依頼するか新たなトースターの購入を考えるべきです。

煙が出るトースターの対処例

例えば、トースターから煙が出ている場合、まずはトースターの内部を確認します。

パンくずや食材カスが散らばっていた場合、これが焼かれて煙になっている可能性があります。

その場合、トースターをしっかりと清掃することで問題を解決できます。

しかし、清掃しても煙が止まらない場合や、異常な音や匂いが伴う場合は、故障の可能性があります。

その場合は専門の修理業者に相談するか、新たなトースターを購入するべきです。

トースターから煙が出る場合は原因を確認し、適切な対処法を選ぶことが重要です。

基本的なメンテナンスで解決できる場合もありますが、故障による煙の場合は、修理または新たなトースターの購入を検討しましょう。

トースターから異臭がする

家庭で活躍するトースターですが、特定の食品を焼くと後に異臭が残ることがあります。

トースターが異臭を放つ場合、大抵は掃除で対応可能ですが、異臭が頑固な場合はトースターの交換を検討しましょう。

異臭の原因

トースターから発生する異臭の主な原因は、焼き魚、揚げ物など特定の食品を焼くことで、その食品特有の臭いがトースターに残ることです。

通常はこの臭いも掃除で取り除くことができますが、長年使っていると臭いが頑固になり掃除で落としにくくなることがあります。

食品から出る脂が原因であることが多いので、ヒーターに脂が付着していないかなどを確認してみましょう。

異臭が発生したトースターの対処

たとえば、トースターから異臭がすると感じたらまずは内部の掃除を試みます。

パンくずや食材残りが焦げて異臭を発している可能性があります。

しかし、しっかり掃除をしても異臭が解消しない、または臭いが徐々に強くなっていくようなら、トースターの交換を検討するタイミングかもしれません。

異臭が頑固で掃除では解消しきれない場合、新たなトースターの購入を検討しましょう。

【トースター処分】よくある質問

トースター処分:よくある質問

Q: トースターはゴミとして出すことができますか?

 A: 基本的に通常のゴミとして出すことはできません。

大半の自治体では、家電製品は分別回収が必要です。

サイズによっては不燃ごみとして処分できる可能性があります。

市区町村に確認してみましょう。

Q: 壊れたトースターでも買い取ってもらえますか?

 A: ほとんど不可能です。

完全に壊れていて修理不能なものは、もちろん買取り対象とはなりません。

しかし非常に状態が良いものの、一部のパーツが壊れているだけといったトースターは、修理や部品取りとして一定の価値があります。

付属品も純正のものは交換のための需要が考えられます。

ですが、トースター自体元々高額の製品ではない為中古品としての需要自体があまりありません。

Q: トースターの処分にはいくらかかりますか?

 A: 無料~数百円程度です。

コストはお住まいの市区町村や処分方法によります。

トースター処分の費用を決める要素は「トースターの粗大ごみ料金」や「不用品回収の引き取り費用」などがあります。

Q: 修理と新品購入、どちらがお得ですか?

A: トースターの場合、基本的に買い替えがお得です。

もちろんトースターの状態や修理費用、新品の価格などによります。

大規模な修理が必要な場合や、修理にかかる費用が新品を購入するコストと同等またはそれ以上である場合は、新品を購入した方がお得といえます。

トースターは強い電流で高温を生み出す家電ですので、古いものを使い続けるのは火災のリスクにもつながります。

Q: 自分でトースターを分解して修理することはできますか?

A: 専門知識がない場合は避けてください。

非常に簡単な問題については自分で修理することも良いでしょうが、電気製品の修理は専門的な知識が必要となります。

また、不適切な修理は火災の原因となることもあるため、専門家に依頼するか新品に交換することを強くお勧めします。

トースターの処分方法まとめ

トースター処分:処分方法まとめ

トースターが故障したとき、または新しい製品に買い替えたいとき、どのように処分すれば良いのか迷うこともあるでしょう。

最適な処分方法を選ぶことで経済的にも環境的にも、費用対効果の高い選択をすることが可能です。

まず、トースターの故障の原因や種類を確認してみましょう。

ヒーターが暖まらない場合、配線の断線やヒーター自体の故障が考えられます。一方、煙が出る場合や異臭がする場合は、食材残りからの煙やにおいが原因かもしれません。

修理が必要な場合でも、修理費用が高額になり、新品の購入を考慮するべきタイミングでもあります。

次に、トースターのブランドや状態、スペック、付属品の有無により、トースターの売却価値が大きく変わることを理解しましょう。

ブランド品であったり、良好な状態であったり、高スペックであったり、付属品が揃っているものは、リサイクルショップやフリマアプリで高額で売却できる可能性があります。

その他、電子機器のごみとしてのトースターの処分方法についても理解しておくことが大切です。

自治体のルールに従って、指定された日に分別収集を利用するか、またはリサイクル業者に引き取ってもらうことが一般的です。

最後に、トースター処分についてのよくある質問についても、事前に理解しておくと良いでしょう。

火災についての対処法や、買取価格の変動要因、修理と新品購入のコスト比較、自分での修理や処分の可能性など、情報を知っておくことで、より適切な処分方法を選ぶ手助けになります。

以上の情報をもとに、自分にとって最適なトースターの処分方法を選ぶことで、無駄なコストをかけることなく、経済的かつ環境に優しい選択をすることができます。

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