「足立区で冷蔵庫や洗濯機を処分したいけど、どうしたら 良いの?」と、困っている方もいるのではないでしょうか?
たしかに、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電は地域のごみ捨て場にそのままでは捨てられません。
リサイクル料金を支払う必要もありますし、適切な処分方法を確認しておきましょう。
本記事では、足立区での冷蔵庫や洗濯機の処分方法を解説し、併せて料金や不用品回収業者を利用するメリットなども紹介します。
足立区で冷蔵庫や洗濯機の処分に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
■目次■
足立区の冷蔵庫・洗濯機の処分にはリサイクル料金がかかる
・冷蔵庫を処分する際のリサイクル料金
・洗濯機を処分する際のリサイクル料金
・収集運搬料金が必要
足立区の冷蔵庫・洗濯機の処分方法
・家電リサイクルセンターに引き取りを依頼する
・指定場所に自分で持ち込む
・家電量販店で引き取ってもらう
・売却する・欲しい人に譲る
・不用品回収業者に依頼する
足立区では悪質な不用品回収業者に注意しよう
・無料回収の条件に注意
・高額請求に注意
【まとめ】不用になった冷蔵庫や洗濯機を適切に処分しよう
足立区の冷蔵庫・洗濯機の処分にはリサイクル料金がかかる
足立区に限らず、冷蔵庫と洗濯機は「家電リサイクル法」の対象であり、不用品として処分する際にはリサイクル料金の支払いが必要です。
家電リサイクル料金の支払い方法には、以下2つがあります。
料金販売店回収方式
料金郵便振込方式
料金販売店回収方式とは、
家電量販店など「家電リサイクル券センター」に入会している小売業者に引き取ってもらう方式です。冷蔵庫や洗濯機が故障したときなど、家電量販店で買い替える際にリサイクル料金を支払います。
料金郵便振込方式は、
壊れた冷蔵庫や洗濯機を指定の取引場所に自分で持ち込む際に利用する方式です。
リサイクル料金は、郵便局の窓口やゆうちょ銀行のATMを利用して振り込みます。
冷蔵庫を処分する際のリサイクル料金
足立区で冷蔵庫を処分する際は、容量でリサイクル料金が異なります。
以下のように大と小で区分されているので、確認しておきましょう。
冷蔵庫の容量 | 冷蔵庫の容量 |
---|---|
容量171L以下 | 3,740~5,200円 |
容量170L以上 | 4,730~5,600円 |
ただし、すべて一律で定められているわけではありません。
メーカーによって大小の区別がなかったり、価格が若干異なっていたりする場合があり注意が必要です。
たとえば、多くのメーカーが大小で区別されているのに対して、アイリスオーヤマ製の冷蔵庫には大小の区別がありません。
冷蔵庫の容量 | アイリスオーヤマ製のリサイクル料金 | パナソニック製のリサイクル料金 |
---|---|---|
容量171L以下 | 4,730円 | 3,740円 |
容量170L以上 | 4,730円 | 4,730円 |
洗濯機を処分する際のリサイクル料金
冷蔵庫が大小でリサイクル料金が異なるのに対して、洗濯機には大小の区別や機能による料金の違いはありません。
全自動洗濯機や2槽式洗濯機、洗濯乾燥機など種類にかかわらず同じです。
ただし、メーカーによって料金が異なり、2,530円・2,640円・3,300円・2,805円のいずれかになります。
収集運搬料金が必要
冷蔵庫や洗濯機を家電量販店で買い替える際は、運搬してもらって新品と交換するのが一般的です。
リサイクル料金を店頭で支払う際には、古い冷蔵庫や洗濯機を引き取ってもらう「収集運搬料金」も併せて必要になる点に留意しておきましょう。
収集運搬料金は家電量販店によって異なります。
足立区で店舗を展開しているおもな家電量販店で、冷蔵庫や洗濯機を買い替えた際の収集運搬料金は以下のとおりです。
家電量販店 | 冷蔵庫の収集運搬料金 | 洗濯機の収集運搬料金 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 2,500円 | 2,500円 |
コジマ×ビックカメラ | 2,200円 | 2,200円 |
ノジマ | 1,650円 | 1,650円 |
ケーズデンキ | 3,300円 | 2,750円 |
足立区の家電量販店で冷蔵庫や洗濯機を購入し、配達してもらって処分する際は、仮にリサイクル料金を冷蔵庫4,730円・洗濯機2,530円としたケースで合計以下の料金がかかります。
家電量販店 | 冷蔵庫の処分料金合計 | 洗濯機の処分料金合計 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 7,230円 | 5,030円 |
コジマ×ビックカメラ | 6,930円 | 4,730円 |
ノジマ | 6,380円 | 4,180円 |
ケーズデンキ | 8,030円 | 5,280円 |
足立区の冷蔵庫・洗濯機の処分方法
冷蔵庫と洗濯機を処分する際の料金の目安がわかったところで、足立区で冷蔵庫と洗濯機を処分する方法を確認しておきましょう。
家電リサイクルセンターに引き取りを依頼する
東京都では、足立区を含む23区内の住民を対象とした「家電リサイクル受付センター」を設置しています。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4種類の特定家庭用機器「家電4品目」の回収依頼の受け付けをおこなっており、東京都23区に住んでいる方や事業者なら利用可能です。
電話もしくはインターネットで冷蔵庫や洗濯機の引き取りを依頼すると、収集運搬業者が回収に来てくれます。
ただし、リサイクル料金にくわえて収集運搬料金が必要です。
冷蔵庫と洗濯機は大きさに関係なく、一律3,157円(税込)となっています。
<家電リサイクル受付センター>
インターネット申し込み(年中無休24時間受け付け)
電話番号:0570-087200(9~17時/土日祝・年末年始は休業)
指定場所に自分で持ち込む
足立区では、不用となった冷蔵庫や洗濯機を指定の取引場所に自分で持ち込んで処分可能です。
リサイクル料金は、郵便局の窓口やゆうちょ銀行のATMを利用する料金郵便振込方式にて振り込みます。
なお、自分で持ち込むので収集運搬料金はかかりません。
支払うのはリサイクル料金だけと、持ち込む手間はあるものの処分費用を抑えられるのがメリットです。
現時点(2024年8月)では、以下の指定取引場所に持ち込めます。
ただし、不定休の休業や受け付け時間の変更などで持ち込めない場合もあるので、行かれる際はあらかじめ確認しておきましょう。
上昇運輸株式会社
所在地:足立区南花畑四丁目3番18号
受付時間:午前9時から12時/ 13時から16時30分(日曜日・祝日・年末年始を除く)
ホームページ
電話番号:03-5851-8044
センコー株式会社 川口指定引取場所
所在地:埼玉県川口市江戸袋二丁目3番41号
受付時間:午前9時から11時30分/13時から16時30分
ホームページ
電話番号:048-283-4611
家電量販店で引き取ってもらう
足立区で店舗を展開している家電量販店で、冷蔵庫や洗濯機を引き取ってもらうのも処分方法のひとつです。
家電量販店で処分する方法には、大きく分けて以下3つのパターンがあります。
買い替えの際に処分してもらう
新しい冷蔵庫や洗濯機を購入し、配達してもらう際に引き取ってもらう処分方法です。
購入時に店頭で商品代金とリサイクル料金、収集運搬料金を支払います。
もっとも簡単な処分方法ですが、収集運搬料金がかかるのがデメリットです。
処分だけを依頼する
家電量販店に古い冷蔵庫や洗濯機の処分だけを依頼する方法です。
ネット通販で冷蔵庫や洗濯機を購入したり、引っ越しで不用になったりなど、処分だけを近くの家電量販店に依頼したいケースになります。
本来なら新しく冷蔵庫や洗濯機を購入したお店に処分を依頼するのが一般的ですが、近隣に家電量販店がなくネット通販で購入せざるを得ない場合に便利です。
ただし、リサイクル料金と収集運搬料金にくわえて、出張料金がかかる場合もあります。
また、処分だけを依頼する場合、購入して交換するケースと比べて収集運搬料金が割高に設定されている場合があるので注意しましょう。
自分で持ち込む
ネット通販で冷蔵庫や洗濯機を購入し、自分で処分品を家電量販店に持ち込む方法もあります。
自分で持ち込めば収集運搬料金がかからないので、なるべく処分コストを抑えたい方におすすめです。
ただし、家電量販店によっては購入せずに処分品だけの持ち込みを受け付けてくれないケースがあります。
持ち込み方法なども併せて、事前に問い合わせておきましょう。
<足立区内のおもな家電量販店>
店舗名 | 住所 | 電話番号 | 営業時間 |
---|---|---|---|
ケーズデンキ 足立店 | 足立区小台1丁目-20-6 | 03-5813-5252 | 10~20時 |
ケーズデンキ 足立一ツ家店 | 足立区一ツ家3丁目-8-18 | 03-5851-8806 | 10~20時 |
コジマ×ビックカメラ 足立加平店 | 足立区加平3丁目-1-15 | 03-5682-1115 | 10~20時 |
ヤマダデンキ テックランド足立店 | 足立区平野2丁目-1-5 | 03-5831-2880 | 10~20時 |
ヤマダデンキ ヤマダアウトレット足立店 | 足立区青井6丁目-24-8 | 03-5845-8751 | 10~20時 |
ノジマ 北千住マルイ店 | 足立区千住3丁目−92 北千住マルイ8F | 03-3888-7571 | 10~20時 |
ノジマ イトーヨーカドー綾瀬店 | 足立区綾瀬3丁目-4-25 イトーヨーカドー綾瀬店5F | 03-3620-2911 | 10~21時 |
売却する・欲しい人に譲る
古い冷蔵庫や洗濯機などの不用品を譲る方法もあります。
欲しい人に引き取ってもらえば、リサイクル料金や収集運搬料金もかかりません。
また、状態が良ければ売却して現金化することも可能です。
たとえば、以下の業者やアプリを利用して売却できる場合があるので、チェックしてみてください。
リサイクルショップ
なるべく早めに処分したい場合は、リサイクルショップで買い取ってもらう方法があります。
自分で持ち込む必要があるものの、その場で査定して買い取り価格を提示してくれるのがメリットです。
とはいえ、高額買い取りは期待できません。
もともとリサイクルショップの査定はあまり高くないので、「値段がついて引き取ってもらえれば十分」という気持ちで望むとよいでしょう。
フリマアプリ・ネットオークション
冷蔵庫や洗濯機を高く売りたりなら、フリマアプリやネットオークションを利用するのがおすすめです。
自分で出品して取引から配送までこなす必要があるものの、売りたい値段に設定できます。
買い手の希望とマッチすれば、リサイクルショップよりも高く売れるのがメリットです。
ただし、思ったように売れるとは限りませんし、あまり設定価格を高くするとなかなか買い手がつかない場合もあります。
また、冷蔵庫や洗濯機は大型家電で配送料が高めになるので、配送料込で出品する際は売れてもマイナスにならないように計算しなければなりません。
ジモティー
ジモティーとは地域密着型の掲示板サイトで、不用品を処分するのに活用できます。
完全に壊れてしまった冷蔵庫や洗濯機では難しいですが、まだまだ使える状態なら欲しい人に譲って処分するのも方法のひとつです。高く売りたい人には向いていないものの、引き取りに来てもらったり、運搬を手伝ってもらったりなどの条件を設定できます。
ジモティーでは価格も含めてさまざまな条件を設定できるので、気になる方はチェックしてみてください。
不用品回収業者に依頼する
近くに家電量販店がなかったり、自分で運搬したりが難しい場合は不用品回収業者に処分を依頼する方法を検討してみましょう。不用品回収業者の利用には、以下のメリットがあります。
指定した日時に回収してくれる
不用品回収業者は民間業者であり、指定した日時に柔軟に対応してくれるのがメリットのひとつです。
一人暮らしのサラリーマンなど、休日の限られた日時に回収してもらいたい場合に重宝します。
また、夜間や早朝に引き取りできる業者も多く、どうしても日中に時間を取れない方でも安心です。
搬出してくれる
冷蔵庫や洗濯機など重たい不用品を搬出してくれるのも、不用品回収業者に依頼するメリットです。
とくに、年配の方や一人暮らしの方など、重たいモノを運び出せない場合に頼りになります。
重たい家電などを無理に運ぼうとすると、あちらこちらにぶつけて壁や家具、扉などを傷つけてしまう心配があり注意が必要です。
不用品回収業者は搬出のプロであり、スムーズかつ安全に不用品を処理してもらえます。
すばやく対応してくれる
不用品回収業者は電話やメールで手軽に依頼でき、急な引っ越しなどに柔軟に対応してくれるのもメリットです。
とくに、年配の方で冷蔵庫や洗濯機を動かすのが大変な場合や、一人暮らしで忙しく日時を調整しにくい人に適しています。
足立区には見積もりに対応する不用品回収業者もあるので、困ったときは相談してみましょう。
足立区では悪質な不用品回収業者に注意しよう
不用品回収業者に不用になった冷蔵庫や洗濯機の処理を依頼する際には、悪質な業者に注意が必要です。
足立区では、インターネットやチラシで宣伝して戸別に訪れたり、軽トラックにスピーカーを積んで街宣したりする不用品回収業者とのトラブルが発生しています。
トラブルを防ぐには、以下2点のポイントを押さえておきましょう。
無料回収の条件に注意
悪徳業者によくある手口が、インターネットやチラシで無料回収を謳う方法です。
本来支払う必要があるリサイクル料金が無料ならお得ですが、実際には以下のような条件が設定されている場合があります。
搬出料金が別途必要
メーカーや使用状態で追加料金発生
上記のように無料回収と謳いながら、実際にはさまざまな理由をつけて料金を請求されるトラブルが多発しているのです。
また、「引き取りは無料だけど搬出料金は別」と主張され、結局料金を支払わざるを得なかったというトラブルも発生しています。
古く価値の少ない冷蔵庫を回収してもらう場合は、とくに悪徳な不用品回収業者に注意が必要です。
高額請求に注意
もっとも悪質なのが、搬出してトラックに載せた後に高額請求する手口です。
作業を始める前に一切説明せず、積み込んでからさまざまな理由をつけて高額な料金を請求されるケースがあります。
支払いを拒否すると自分で荷物を降ろすように言われ、仕方なく料金を支払ってしまうトラブルも少なくありません。
とくに、忙しくて時間がない、もしくは急な引っ越しで引き取ってもらいたいなどの理由で不用品回収業者に依頼する際は十分に注意しましょう。
社名や所在地がはっきりしないなど、少しでも怪しいと感じたら見積もりを取るのがおすすめです。
見積もり作成を拒否したり、適切に項目が記載されていなかったりなど不審な点があれば、きっぱりと断りましょう。
【まとめ】不用になった冷蔵庫や洗濯機を適切に処分しよう
足立区での冷蔵庫や洗濯機の処分には、さまざまな方法があります。
出費を抑えたい場合には、リサイクル料金のみで処分できる指定引取場所を活用しましょう。
また、リサイクルショップで買い取ってもらったり、フリマアプリやネットオークションで売却する方法もおすすめです。
即日での回収を希望している方や自分で運び出すのが難しい場合には不用品回収業者への依頼がおすすめです。
利用できる処分方法はさまざまですが、それぞれかかる費用やメリット・デメリットが異なるので、よく比較しながらどの方法で処分するか検討するようにしてください。