テレビを処分してNHKを解約するときは、テレビを手放したことが分かる書類が必要です。家電リサイクル券がなくても、民間の回収会社の領収書で解約できることもあります。手放し方に合わせて次の書類を受け取っておきましょう。
| 手放した方法 | 書類・記録の例 |
|---|---|
| 家電販売店などにリサイクル回収を依頼 | 回収時に受け取る家電リサイクル券の控え。 |
| 指定引取場所へ自分で持ち込む | テレビを引き渡したあとに持ち帰る家電リサイクル券の控え。 |
| 民間の回収会社へ依頼 | テレビの回収内容が書かれた領収書・回収証明書など。 |
| リサイクルショップへ売却 | テレビを売ったことが分かる買取証明書・買取明細書など。 |
実際の解約には、NHKから取り寄せる「解約届」を使います。電話では「家電リサイクル券の控えがあります」「回収会社の領収書があります」などと伝えましょう。処分を確認する資料の提出を求められたら、その書類をNHKの案内に沿って提出します。原本とコピーのどちらを送るかも、あわせて聞いておくと安心です。
すでにテレビを手放し、書類が残っていない方は、「領収書・証明書がないとき」をご覧ください。ほかのテレビやNHKの対象配信を利用している方は、解約できる条件もあわせてご確認ください。
テレビの手放し方に合わせて、書類を受け取る

家電リサイクル法に沿ってテレビを処分する方法には、販売店などに引き取りを頼む方法と、指定引取場所へ自分で運ぶ方法があります。どちらを選んでも、家電リサイクル券の控えを残します。回収会社への依頼や買取・譲渡も含め、書類を受け取るタイミングを見ていきましょう。
販売店などに回収を頼んだら、リサイクル券の控えを受け取る
テレビを買い替えずに処分するなら、まずはそのテレビを買ったお店に引き取りを頼みましょう。購入店が分からない、遠方にある、閉店しているといったときは、お近くの家電販売店や、お住まいの自治体が案内する回収先へ相談できます。買い替えの場合は、新しいテレビを買うお店に依頼します。
家電リサイクル法に沿った回収では、リサイクル料金と収集運搬料金などを支払い、テレビを渡すときに家電リサイクル券の控えを受け取ります。回収が終わったら、宛名・引取日・テレビの品目・メーカー名などを見ておきましょう。NHKへ解約の連絡をする際には、この控えを手元に置いて、回収日と依頼先を伝えます。
販売店で使われる控えの見本はこちらです。上部の「④排出者控」が目印になります。「排出者」とは、処分するテレビを引き渡す人のことです。見本の左上に名前、右上に引取日、中央に品目とメーカー名を書く欄があります。

引用:一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター 「家電リサイクル券システム運用マニュアル」8ページより抜粋。
依頼先によっては、先に郵便局でリサイクル料金を払うよう案内されることもあります。その場合も、料金を払ったところで終わりではなく、テレビを引き渡したあとの控えを保管しましょう。
指定引取場所へ持ち込む場合も、リサイクル券の控えを持ち帰る
自分でテレビを運べる方は、指定引取場所(メーカーなどが廃家電を引き取る施設)へ直接持ち込めます。お店に運んでもらう収集運搬料金はかかりませんが、リサイクル料金と郵便局での振込手数料は必要です。
- 持ち込む前:テレビのメーカー名・種類・画面サイズを調べ、郵便局の貯金窓口で家電リサイクル券を受け取り、リサイクル料金を支払います。支払いを証明する用紙を券の指定欄に貼り、持ち込み先の営業日・受付時間も調べておきましょう。
- 持ち込むとき:テレビと、支払い済みの家電リサイクル券の綴り一式を持参します。
- 引き渡したあと:家電リサイクル券の控えを忘れずに持ち帰り、NHKの解約手続きに備えて保管します。
郵便局で料金を払っただけでは、まだテレビは引き渡していません。NHKに処分したことを説明するために用意するのは、持ち込みを終えたあとの控えです。解約の電話では「指定引取場所にテレビを持ち込み、家電リサイクル券の控えがあります」と伝え、提出を求められたら案内された形で送ります。
郵便局振込方式の控えは、次のような用紙です。右上に「④排出者控」と書かれています。郵便局で受け取る払込受領証とは別の用紙なので、テレビを引き渡したあとに、この控えを持ち帰りましょう。

引用:一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター 「家電リサイクル券 適格請求書等保存方式(インボイス制度)対応について」6ページより用紙部分を抜粋。
郵便局での記入・支払いの詳しい手順は、家電製品協会の持ち込み案内で確認できます。
回収業者には「テレビ回収の領収書がほしい」と伝える
民間の回収会社に頼むときは、予約の電話や申込みフォームで「NHKの解約に使いたいので、テレビを回収したことが分かる領収書を発行できますか」と聞いてみましょう。
領収書に金額だけが書かれていると、何を回収してもらったのか分かりません。但し書き(何の代金かを書く欄)には、例えば「テレビの回収作業代として」と、テレビを回収したことが分かる内容を記載してもらいましょう。

この但し書きは記入例で、NHKが指定した文言ではありません。受け取ったら、宛名・日付・テレビの回収内容に間違いがないか、その場で見ておきましょう。領収書の代わりに回収証明書などを受け取ったときも、同じ項目を確かめ、原本を大切に保管します。
民間の回収会社でも、家電リサイクル券を使って回収する場合は、その控えを受け取っておきましょう。会社の種類だけで決めず、実際の回収方法に応じた書類を残します。
リサイクルショップへ売る場合は、買取の書類を受け取る
まだ使えるテレビをリサイクルショップに売るなら、査定を頼むときに「売ったテレビの内容が分かる明細をもらえますか」と聞いておきましょう。買取証明書・買取明細書など、書類の名前はお店によって異なります。
テレビを引き渡したら、品名や型番・取引日・店名などが書かれた明細を受け取ります。査定額だけが書かれた見積書では、実際に売ったことまでは分からないため、買取が済んだあとの書類を残しておきましょう。
知人への譲渡・個人売買は、NHKへ確認方法を相談する
NHKは、解約の理由の一つに「受信機の譲渡」を挙げています。知人に譲ったり個人間で売ったりした方は、NHKへ連絡して、テレビを手放した経緯を伝えましょう。必要な書類や確認方法は、その際に案内を受けてから用意します。
出典:NHK「受信契約の解約」 / 家電リサイクル券センター「販売店回収」 / 家電リサイクル券センター「郵便局振込方式」 / 家電製品協会「購入店以外での処分」 / 家電製品協会「指定引取場所への持ち込み」 / 経済産業省「家電リサイクル制度FAQ」
NHKへ連絡し、解約届を提出する手順

テレビを手放したら、次はNHKへの連絡です。回収会社やお店が解約まで代わりに行うわけではないため、契約者からNHKの窓口へ電話し、解約届を取り寄せましょう。ほかに放送を受信できる機器が残っていないことと、NHKの対象配信も利用していないことを伝え、次の順番で手続きを進めます。
「これから回収を頼むけれど、どんな書類をもらえばよいか不安」という方も、同じ窓口で事前に相談できます。
電話では、まず契約者の名前と住所を伝えます。そのあと、「○月○日に回収会社へ渡しました」「リサイクルショップに売りました」など、いつ、どのように手放したかを説明しましょう。ほかのテレビやカーナビで放送を受信できるか、NHKの配信を利用しているかも聞かれます。
解約届を送ってもらう際に、「家電リサイクル券の控えがあります。解約届と一緒に送ればよいですか」と聞いておきましょう。回収会社の領収書や買取明細書がある方も、その書類を伝えます。送るよう案内されたら、原本とコピーのどちらが必要かも聞いておくと、届いてから迷わずに準備できます。
解約届が届いたら、記入欄に沿って必要事項を書きます。一緒に送るよう案内された書類があれば同封し、指定された宛先へ返送しましょう。記入した解約届や同封する書類は、コピーや写真で控えを残しておくと、あとから内容を振り返れます。
電話がつながりにくいときは、上の公式ページにある折り返し電話受付フォームから連絡を頼む方法もあります。解約の相談にも使え、受信契約者本人が申し込めます。
なお、Web上の解約申込みは、家族との同居などで世帯を一つにする場合が対象です。テレビを処分した場合は、電話で相談してから解約届を取り寄せる流れになります。
テレビを手放したら、早めにNHKへ連絡しましょう
テレビを処分しただけでは、受信料の請求は止まりません。受信規約では、NHKが解約できる状況だと確認したうえで、届け出があった日を基準に解約します。「数か月前に捨てたから、その日までさかのぼるはず」とは考えず、手放したあとは早めに連絡しましょう。
出典:NHK「電話番号の一覧」 / NHK「受信契約の解約」 / 日本放送協会放送受信規約・第9条
テレビ処分の証明書がない場合はどうする?

「領収書を捨ててしまった」「家族が手配したので、書類がどこにあるか分からない」という方も、まずはNHKに、書類が手元にないことを伝えて相談しましょう。いつ、どのようにテレビを手放したかを説明し、代わりに何を用意すればよいかを聞いてから進めます。
いつごろ、何台のテレビを、どこのお店や誰に渡したかを伝えます。正確な日付を覚えていなければ、「○月ごろです」と分かる範囲で説明しましょう。家族が手配した場合は、依頼先や日付をその人にも聞いてみてください。
回収の予約メールや、買取代金の振込履歴があれば、依頼先や日付を調べる手掛かりになります。ここでは、テレビをいつ、どこへ引き渡したかを説明できるよう、分かる情報を整理しておきましょう。
追加の書類を求められたら、何が書かれていればよいかを聞いておきます。その内容をお店や回収会社に伝えると、発行できる書類を相談しやすくなります。再発行をしていない会社もあるため、用意できなかったときは、その事情をNHKに伝えて別の確認方法を相談しましょう。
電話では、こんなふうに伝えられます
「○月ごろに○○という会社にテレビを回収してもらいました。領収書をなくしてしまったのですが、解約のために代わりに用意できるものはありますか。」
テレビ以外に、解約前に確かめておきたいこと

リビングのテレビを手放しても、寝室にもう1台あったり、テレビを見られるカーナビが残っていたりすると、契約は必要です。解約の前に、同じ世帯にほかの受信機器がないか、NHKの対象配信を利用していないかも見ておきましょう。
ほかの部屋のテレビや、カーナビも見ておきましょう
テレビ放送を受信できる機器には、次のようなものがあります。ご家族が使っている機器も含めて確かめてみてください。
- ほかの部屋に設置しているテレビ
- テレビチューナー付きのパソコン
- テレビを受信できるカーナビやワンセグ端末など
ここで大切なのは、普段NHKを見ているかではなく、テレビ放送を受信できる機器があるかです。買い替えで古いテレビを処分し、新しいテレビを設置する場合も、契約は続きます。
NHK ONEなど、契約対象の配信を利用していないか
スマホやパソコンで、NHK ONEなどの受信契約の対象となる配信を利用し続ける場合は、テレビがなくても契約が必要です。アプリで見る場合だけでなく、ブラウザでの視聴・閲覧も含みます。同じ世帯のご家族にも、利用している人がいないか聞いておきましょう。
一方、テレビ受信機能のないスマホやパソコンを持っているだけなら、受信契約は必要ありません。解約のために、スマホやパソコンまで手放す必要はありません。
対象配信も利用しなくなる方は、同じ世帯の方を含めて、今後は視聴・閲覧しないことをNHKへ伝えます。NHK ONEのアカウントがある方は、案内に沿って削除しましょう。ただし、アカウントやアプリを消すだけでは契約は終わらないため、解約届の提出まで済ませます。
出典:NHK「新規の契約」 / NHK「受信契約の解約」
テレビの処分費用と依頼先を比べる

まだ使えるテレビなら、回収を頼む前にリサイクルショップの買取を検討してみましょう。処分する場合、家庭用のブラウン管・液晶・有機EL・プラズマテレビは家電リサイクル法の対象なので、通常の粗大ごみには出せません。買ったお店に頼む、自分で指定引取場所へ運ぶなど、ご自身に合う方法を選びます。
| 状況 | 依頼先・費用と注意点 |
|---|---|
| まだ使えるテレビを売りたい | リサイクルショップに査定を頼みます。年式や状態によって買取できるかが決まり、売れたら買取明細などを受け取ります。 |
| 買い替える/購入店が分かる | 買い替えるお店や購入店に引き取りを相談します。リサイクル料金と収集運搬料金などがかかり、回収時に家電リサイクル券の控えを受け取ります。 |
| 自分で車に積んで運べる | 指定引取場所へ自分で運びます。リサイクル料金と振込手数料がかかり、テレビを引き渡したあとの家電リサイクル券の控えを持ち帰ります。 |
| 購入店が分からない/依頼できない | お住まいの自治体が案内する回収先へ相談します。自宅まで取りに来てもらえるか、総額はいくらかを聞いて選びましょう。 |
| ほかの家電もまとめたい | 訪問回収サービスに相談します。テレビの種類・台数・ほかの品物と、どこから運び出すかを伝えると、料金を確かめられます。 |
東京23区で家電をまとめるなら、当社へご相談ください
テレビと一緒に、使わなくなった家電も片付けたい方は、グリーンズリサイクルへご相談ください。東京23区で家電・金属製品を回収しており、液晶テレビ・モニターは合計10台まで、基本料金5,500円(税込)で回収できます。ほかの品物には、種類や数量による条件があります。
ブラウン管テレビ・ブラウン管モニター・プラズマテレビ・プロジェクションテレビは、合わせて3台まで回収できます。20インチ以下(木枠を除く)は基本料金内です。21インチ以上は、サイズに応じて1台あたり1,100~3,300円(税込)の追加料金がかかります。
木枠など特殊な仕様のテレビは、申込み時にその特徴をお伝えください。回収できるかどうかと、料金を個別にご案内します。
基本料金での回収は、トラックを横づけできる場所まで品物を運び出していただくことが条件です。「部屋から運ぶのが難しい」という方は、予約の際にお知らせください。室内からの運び出しに対応できるか、追加料金はいくらかをご相談いただけます。
お申込みの際は、テレビの種類・サイズと、ほかに回収してほしい品物をお伝えください。「NHKの解約に使う領収書がほしい」とあわせてお知らせいただくと、但し書きの内容もご相談いただけます。
当社では、テレビ回収の領収書でNHKを解約できたというお話を、複数のお客様からいただいています。領収書は回収当日にスタッフへもお声がけください。紛失した場合の再発行はできないため、受け取った原本は大切に保管をお願いします。
出典:経済産業省「家電4品目の正しい処分」 / 家電リサイクル券センター「対象廃棄物」 / 家電製品協会「指定引取場所への持ち込み」 / 当社サービス・料金 / 当社Q&A
NHK解約とテレビ処分のよくある質問
テレビを処分したと嘘をつけば解約できますか?
テレビが手元にあるのに「処分した」と伝えて解約することはできません。嘘の届け出だと分かれば、NHKは解約をさかのぼって取り消すことができ、不正に受信料の支払いを免れた場合は割増金の対象にもなります。
実際に処分したものの書類がない、という方は、そのまま事情を話しましょう。依頼先や時期など、分かることを伝えて相談すれば、必要な確認について案内を受けられます。
テレビを売った・人に譲った場合は?
売ったり人に譲ったりした場合も、同じ世帯にほかの受信機器がなく、NHKの対象配信も利用していなければ、解約の対象になります。NHKには「お店に売った」「知人に譲った」と実際の手放し方を伝え、必要な書類や確認方法の案内を受けましょう。
前払いした受信料は戻りますか?
前払いしている場合は、NHKが解約を受け付けた月以降の分が返金されます。手続きのタイミングによっては、一度引き落とされたあとに返金となることもあります。「いつまでの分を支払っているか」「いくら戻るか」が分からないときは、解約を相談する際にあわせて聞いておきましょう。






