故障や買い替えでプリンターが不要になった場合、どのように処分すれば良いのでしょうか。
プリンターはそれなりに場所を取るため、できるだけ早く手放したい方も少なくないはずです。
この記事では、東京世田谷区でプリンターを処分する方法を詳しく紹介します。
処分方法によってかかる費用と時間が異なりますので、自分に合う方法を選んでください。
記事本編に入る前に
「プリンター以外にも処分したいものがある…」
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お任せください!


世田谷区でプリンターを処分する方法

プリンターの処分方法は、自治体によってさまざまです。
世田谷区ではどのような方法で廃棄できるのか、その方法を1つずつ見ていきましょう。
①粗大ごみに出す

世田谷区では、最も長い辺の長さが30cmを超えるものは「不燃ごみ」として処分できません。
そのため、よほど小さなプリンターではない限り、自治体が回収する「粗大ごみ」として処分する方法が手っ取り早いです。
粗大ごみの処分料や手続きは自治体によって異なりますが、世田谷区ではインターネット・電話での時以前予約を受け付けています。
電話申し込みの場合
受付先:粗大ごみ受付センター(03-5715-1133)
受付時間:月曜日~土曜日の午前8時~午後9時
※12/29~1/3は除く
※祝日も申し込み可能
受付後は、世田谷区内のコンビニやスーパーなどの取扱所で「粗大ごみ処理券」を購入しましょう。
プリンターの1台あたりの処分費用は、重さによって異なります。
プリンターの粗大ごみ料金【世田谷区】
・10kg以下:400円
・10kg超20kg以下:800円
・20kg超30kg以下:1,200円
世田谷区が粗大ごみとして回収しているプリンターは、家庭用に限ります。
業務用として使っているプリンターを処分する場合は、産業廃棄物扱いとなるため、粗大ごみとして廃棄することはできません。
粗大ごみ処理券に「氏名または電話番号」「収集日」を記入後プリンターに貼り、収集当日の朝8時までに指定場所へ出しておけば終了です。
②不燃ごみに出す

世田谷区が回収する家庭ごみのうち、プリンターは「不燃ごみ」として処分可能です。
ただし、大きさは「30cm以下のもの」に限ります。
持ち運びに便利な、薄くて軽い「モバイルプリンター」でも、一番長い辺は30cmを超えるものがほとんど。
よほどコンパクトなものでない限り、プリンターを不燃ごみに出す方法は現実的ではないのかもしれません。
ちなみに、世田谷区では小型家電の回収やリサイクルも行っていますが、プリンターは回収対象外のためNGです。
③清掃施設へ直接持ち込む

世田谷区では、「回収」の他、粗大ごみの「持ち込み」も受け付けています。
持ち込みの場合も事前予約が必要となりますが、処理手数料は回収の半額です。
事前予約の方法も、インターネット・電話のいずれか。 受付先は回収の場合と同じです。
持ち込む場所・条件
場所:船橋粗大ごみ中継所(世田谷区船橋7丁目21番15号)
時間:午前9時~正午、午後1時~午後3時30分の指定日
手数料:回収料金の半額(最低200円~)
回数:1世帯1日1回/10個まで
自分で車に積み込み、搬入する手間と時間はかかりますが、処分費用を節約できます。
ただし、持っていくにもガソリン代や交通費がかさむことを考えると、自己搬入はプリンター1台ではなく、他にも処分したい不用品がある方におすすめです。
参考ページ
インクカートリッジは取り外して共同回収へ

世田谷区では、家庭で使用しいらなくなったプリンターのインクカートリッジの共同回収を行っています。
「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の活動を通し、再資源化までのリサイクル活動推進することが目的です。
使えるプリンターはリユースを
世田谷区では年間約102万点と膨大な量の粗大ごみが出ており、まだ再利用できるものも廃棄されている状況です。
そこで世田谷区では株式会社ジモティーと連携し、まだ使える不用品のリユースを促進しています。
ジモティーは、「売りたい人」と「買いたい人」をつなぐ、地域密着型の掲示板です。
通常は売買が成立し受け渡しまで自分で行いますが、世田谷区のサービスは手間いらずです。
世田谷区喜多見にある「世田谷区不用品持ち込みスポット」のボックス内に、いらないプリンターを持ち込むだけで完了します。
面倒な手続きは一切ありません。
プリンターの持ち込み料も無料で、必要なもの身分証のみです。
この場合の処分の手間はたったの3分程度です。
持ち込んだ不用品はジモティーを通じて、世田谷区が希望者に譲渡を行います。
事前予約が必要になりますが火曜日を除き土日も受け付けているため、比較的枠が取りやすいです。
まだ問題なく印刷できるプリンターがある方は、廃棄処分を考える前に「リユース」を検討してみてはいかがでしょうか。
処分料が浮く上にエコにもつながるため、プリンターを譲ることで社会貢献も果たせます。
世田谷区×ジモティーの持ち込みスポットは、プリンターも回収対象に含まれていますが、状態によってはリサイクルできない場合がありますので、詳細を確認しておきましょう。
世田谷区のプリンター処分まとめ

世田谷区はプリンターの処分方法が充実しており、リサイクルを目的とした回収を行うなどのエコ活動にも力を入れています。
使用済みのインクカートリッジの回収の他、ジモティーと協力してプリンターを含む不用品のリユース回収も利用可能です。
どちらも無料で利用できることを考えると、処分料金を支払い「粗大ごみ」へ出すのはもったいなく感じます。
どんな方法で処分する場合でも、プリンターを手放す際は個人情報を残さないよう注意が必要です。
必ずデータを消去し、SDカード・USBが抜けていることを確認の上、廃棄やリサイクルに出しましょう。