【東京23区でプリンターを捨てる】廃棄・処分方法6選!インクはどうする?

プリンター小型家電リサイクル法で処分方法が定められたごみとなります。

特におすすめの方法は「粗大ごみ」として捨てることですが、事前の申し込みなどスケジュールに余裕を持った対応を求められることが難点です。

他にもプリンターの廃棄・処分方法を費用や手順の詳細と共にご紹介します。

主に東京23区内でプリンターを処分する方向けに詳しい情報を記載しております。

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目次

小型家電リサイクル法

プリンターの廃棄に関連する事項は「小型家電リサイクル法」によって定められており、この法律に沿って処分することが必要です。

では、実際にプリンターを処分する場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

小型家電リサイクル法【環境省】

小型家電リサイクル法は、デジタルカメラやゲーム機等の使用済小型電子機器等の再資源化を促進するため、主務大臣による基本方針の策定及び再資源化事業計画の認定、当該認定を受けた再資源化事業計画に従って行う事業についての廃棄物処理業の許可等に関する特例等について定めた法律です。

環境省HPより

結論:消費者側はそこまで気にする必要なし

上記環境省の説明をご覧になってもピンとこない方が多いのではないでしょうか。

小型家電リサイクル法は、これまでリサイクルされずに埋め立てられていた家電製品を再資源化するために制定された法律です。

つまりこれまでほ自治体ごとに別のルールで処理されていた小型家電をどう管理するかという規制を整理したもので、一般人にはあまり関係ありません

したがって、プリンターの処分にあたって同法を気にする必要性は高くありません

「家電リサイクル法」は別の法律

小型家電リサイクル法」と「家電リサイクル法」は、名前は似ていますが全く別の法律です。

家電リサイクル法は一般消費者に大きく影響のある法律で、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、エアコンなどを対象としています。

その為プリンターは「家電リサイクル法」の対象ではありません。

プリンターを処分する方法6選

実際にプリンターを処分する方法を6つご紹介します。

①粗大ごみとして廃棄

プリンターは粗大ごみとして捨てるのが代表的な処分方法です。

行政が自宅までプリンターを取りに来てくれるので、運搬の負担が少なく済みます。

費用も安く一見コストパフォーマンスが良さそうな方法ですが、余裕のあるスケジュールを組んでおかないと順番待ちで予約がとれない、事前に予約したプリンター以外のものを捨てられないなどの欠点もあります。

仮に粗大ごみではないサイズのプリンターの場合は不燃ごみとなります。

東京23区のプリンター粗大ごみ料金

粗大ごみ料金は市区町村ごとに異なるため注意が必要です。

東京23区は、区ごとにプリンターの「高さ」「重さ」「方式」で粗大ごみ料金の金額が細かく分けています。

ここでは東京23区のプリンター粗大ごみ料金をご紹介します。

基準料金
千代田区高さ20cm未満:300円
20~30cm:600円
30cm以上:900円
中央区高さ20cm未満:200円
20~30cm:400円
30cm以上:600円
港区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
新宿区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
文京区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
台東区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
墨田区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
江東区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
品川区方式インクジェット
:300円
ドット式:600円
レーザー:1,400円
目黒区方式インクジェット
:300円
レーザー:1,000円
大田区方式インクジェット
:300円
レーザー:1,200円
世田谷区重さ10kg未満:400円
10~20kg:800円
20kg以上:1,200円
渋谷区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
中野区高さ20cm未満:200円
20~30cm:400円
30cm以上:600円
杉並区重さ10kg未満:400円
10kg以上:800円
豊島区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,100円
北区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円
荒川区高さ30cm未満:400円
30cm以上:800円
板橋区高さ20cm未満:400円
20cm以上:800円
練馬区方式インクジェット
:400円
レーザー:800円
足立区高さ30cm未満:400円
30cm以上:800円
葛飾区高さ20cm未満:300円
20~30cm:600円
30cm以上:1,200円
江戸川区高さ20cm未満:400円
20~30cm:800円
30cm以上:1,200円

「粗大ごみ」か「不燃ごみ」判断基準

プリンターを粗大ゴミか否か判断する基準は、1辺の長さを測ることで分かります。

東京23区の場合はすべての区が1辺30cm以上のものを粗大ごみとしています。

プリンターで1辺の長さが30cmを超えないものはまずありませんので、東京23区においてプリンターはどの区でも粗大ごみで間違いありません。

仮に1辺の長さが30cmに満たないプリンターがあった場合は、不燃ごみとして無料で処分できます。

また粗大ごみの判断基準が1辺50cmなどとされている市区町村も、不燃ごみとしてプリンターを捨てることができます。

プリンターを粗大ごみで処分する手順

1.プリンター回収を申し込む

電話やインターネットでプリンターの回収を申し込みます。

東京23区内の場合は基本的に粗大ごみ受付センターに申し込みます。

ただし世田谷区練馬区品川区目黒区の4区、または23区以外の場合は、市区町村の担当窓口に申込みをします。

2.粗大ごみシールの準備

プリンターに貼る粗大ごみシールは、枚数種類を間違えないように注意しましょう。

区によって粗大ごみシールが異なるので、必ずお住まいの区内で購入してください。

購入した粗大ごみシールはプリンターに貼り付けて準備します。

プリンターに貼る粗大ごみシールには、粗大ごみ回収を予約したときに発行された受付番号の記入が必要です。

3.プリンターの回収

粗大ごみ収集の担当者が予約の日時にプリンターを引き取りにきますので、決められた場所にあらかじめ置いて準備しておきます。

特に問題がなければ、そのままプリンターが引き取られて処分は終了です。

引き取りの瞬間に立ち会う必要はありません。

②処分施設に持ち込み廃棄

東京都では区によっては粗大ごみの持ち込み処分を受付しているところもあります。

直接プリンターを処分場に持ち込んで廃棄を依頼することが可能です。

プリンターを処分場まで運ばなければならない手間はありますが、粗大ゴミとして回収依頼するより料金が安くなるメリットがあります。

区によってはプリンター処分を持ち込みであれば、費用が全くかからない(無料)としているところもあります。

処分場を利用できる区にお住まいの方は、是非検討してみましょう。

プリンターの持ち込み料金【23区】

東京23区のうち、10区でプリンターの持ち込みが認められています。

料金利用
可能日
港区20cm未満:無料
20~30cm:400円
30cm以上:600円
品川区インクジェット
:200円
ドット式:300円
レーザー:700円
大田区インクジェット
:無料
レーザー:600円
月-日
世田谷区10kg未満:200円
10~20kg:400円
20kg以上:600円
土日
杉並区10kg未満:400円
10kg以上:400円
板橋区20cm未満:200円
20cm以上:400円
月-日
練馬区インクジェット
:200円
レーザー:400円
月-日
足立区30cm未満:無料
30cm以上:無料
土日
葛飾区20cm未満:無料
20~30cm:300円
30cm以上:600円
月-日
江戸川区20cm未満:無料
20~30cm:400円
30cm以上:800円
月-日

プリンターを持ち込み処分する手順

1.区に持ち込みの予約をする

プリンターの持ち込み予約は、区によって窓口が異なります

粗大ごみ受付センターで依頼する区と、区役所の窓口で予約を受け付けている区があります。

プリンターを持ち込むには、事前の予約が不可欠ですのでご注意下さい。

2.粗大ごみシールの準備

持ち込みの予約時に、プリンターの持ち込み処分に必要な粗大ゴミシールの種類と枚数について案内があります。

それに従って粗大ごみシールを購入して、プリンターに貼りつけて準備完了です。

ちなみに無料回収の区の場合は粗大ごみシールは必要ありません。

3.処分場に持ち込み

予定した日時にプリンターを持って処分場に向かいます。

現地の担当者の指示に従って、廃棄処分するプリンターを引き渡します。

身分証明書が必要になるので、忘れずに持参しましょう。

③家電量販店で廃棄依頼

家電量販店各社では、プリンターなどの不用家電の廃棄を受け付けています。

直接店舗に持ち込むこともできますし、在宅で引き取りを依頼することも可能です。

新品のプリンターを購入した際に同時に処分を依頼すれば有利な条件で処分できます。

他店で購入したプリンターの場合は、特に在宅引き取りの場合において料金が高くなってしまう恐れがあります。

家電量販店各社のプリンター処分料金

チェーン持込回収
ヤマダ電機1,100円1,650円
※宅配※
ケーズデンキ1,100円5,500円
ビックカメラ非対応1,958円
※宅配※
ヨドバシカメラ1,100円1,950円
※宅配※
ジョーシン550円2,750円
エディオン550円1,958円
※宅配※
ノジマ非対応非対応
※プリンターの処分のみを依頼した場合※

家電量販店のプリンター処分サービス

【持ち込み】

プリンターを自分で店舗まで運び、店員さんに直接廃棄をお願いする方法です。

出張料金などが不要で費用が安くなります。

【引き取り】

家電量販店のスタッフがが自宅まで訪問してプリンターを回収処分するという方法です。

料金を引き取り当日に支払い可能なところと、事前に店舗で支払いを済ませる必要があるところがあります。

【発送処分】

決められた大きさの段ボール箱にプリンターを入れて運送会社に回収してもらう方法です。

箱のスペースに収まるのであれば、他の小型家電も一緒に廃棄することが可能です。

買替なら処分費が無料になるところも

ここまでご説明した通り、家電量販店では古いプリンターの廃棄を受け付ける際にお金が必要となります。

しかし、新しいプリンターを購入する顧客であれば扱いが異なります。

処分するプリンターと同等の新品家電を購入すれば、処分の費用が免除されるケースががあります。

そのため新しいプリンターを購入するという方は、家電量販店の処分サービスが非常に有利です。

④不用品回収で処分

プリンターを手間なく処分するには、不用品回収の利用もよい選択でしょう。

不用品回収の業者によっては依頼してその日のうちに回収してくれるところもあり、プリンター以外の不用品も同時に処分することができるので大変便利です。

とはいえ、不用品回収各社の下調べをきちんとしないと、トラブルに巻き込まれたり、必要以上にお金を払ったりすることになるかもしれませんので注意が必要です。

プリンター処分の相場(一例)

業者料金料金追加
E社7,260円~あり
くらしのマーケット10,000円~あり
グリーンズリサイクル5,500円無し

不用品回収は事前の情報収集が重要

プリンターなど大量にある不用品をを処分する場合、安さを売りにしている不用品回収業者を、すぐに選びたくなってしまうのも無理はありません。

しかし思わぬ追加料金を請求されることがないよう、事前に業者を吟味しておくことが大切です。

最初にしっかりとした業者選びができていれば、あとは処分を一括で任せるだけですみます。

優良な不用品回収を見分けるポイント

ホームページ

費用やサービスの概要が明示されており、支払い金額が大幅に変わることはないと確信できるところは安心です。

サイトの配置や内容が分かりにくい、実態が不明確である会社は避けることをおすすめします。

事前の見積もり

プリンターその他の不用品の詳細は見積もりを取る前に必ず伝えましょう。

それに対して見積もりを正確に案内してくれる会社は信頼できる可能性が高いです。

事前に見積内容を明確にしたがらない会社は、現場で価格を大幅に変更するような業者であるおそれがあります。

利用者のクチコミ

過去に利用した方のクチコミを参考にしましょう。

特にgoogleのクチコミなど、不正なレビュー操作が難しいものを参考にしましょう。

⑤リサイクルショップで買取

リサイクルショップにプリンターを売却して処分する方法です。

まだ使える、見た目もきれいに維持されているプリンターであれば査定で金額がつく可能性があります。

しかしプリンターの中古価値は必ずしも高いわけではありません。

高額買取に期待するというよりは、費用をかけずにプリンターを処分する方法として検討するのがいいでしょう。

プリンター買取相場

店舗金額
ハードオフ無料~数百円
セカンドストリート無料~数百円

実際にプリンター買取した方の声

⑥個人間取引で販売・譲渡

現在はフリマアプリやネットの地域掲示板の発達により、個人間で簡単につながり商品の売買・交換・譲渡が行えるようになっています。

これらの仕組みを利用してプリンターを処分することも選択肢の一つです。

個人間の取引は手間がかかりますが、その分より高い値段で売却できたり無料で譲渡できたりと、結果的にお得にプリンターを処分できる可能性があります。

個人間取引のプリンター相場

中古プリンター金額
メルカリ2,000円~10,000円
ラクマ1,000円~10,000円

「譲渡」なら地域掲示板がおすすめ

フリマアプリは主に販売を仲介するために設計されていますので、売却できる可能性の高いプリンターの処分に向いています。

はじめから売却ではなく、無料で譲渡できればいいという方には、地域の広告掲示板がお勧めです。

下記の掲示板(ジモティー)は、販売も譲渡もどちらにも対応しているため便利です。

地域掲示板:ジモティー(東京都の家電)

プリンターインク・付属品の処分

プリンター本体の処分以外にも、同時に付属品の処分も必要となります。

代表的な付属品の処分方法をご紹介します。

コード類の処分

本体と一緒に処分

付属品のコード類はプリンター本体の一部という扱いですので本体と一緒に処分することができます。

コード類を追加しても、プリンター処分の費用は変わらないのが通常です。

不燃ごみ

コード類は不燃ごみとして収集日に捨てることができます。

言うまでもありませんが、プリンター本体は不燃ごみになりません。

再利用

差し込みのコネクターの形状によっては他の家電でも使いまわせる可能性があります。

万が一の予備として保管しておくと、思わぬ時に活躍することがあります。

プリンターインクの処分

プリンター本体の処分の際、プリンターインクは取り除いておくように言われることがほとんどです。

その為インクカートリッジは別途処分が必要となります。

中古で売却

未開封のものであればフリマアプリなどで販売できる可能性があります。

インクカートリッジはコンパクトなので出品しやすい部類に入ります。

回収ボックス

郵便局や家電量販店に設置されている専用のボックスに捨てて処分できます。

インクが残っている・残っていないは関係ありませんが、純正のインクカートリッジしか入れてはいけないなどの決まりがある場合があります。

メーカー回収

数が非常に多い場合などはメーカーが回収に応じてくれる可能性があります。

純正インクカートリッジのみ対象です。

ごみとして捨てる

自治体により扱いは異なりますが、「不燃ごみ」「可燃ごみ」いずれかとして捨てることができます。

中にインクが残っているものも扱いは変わりません。

プリント用紙・コピー用紙

紙も量によっては資源や商品となる可能性があります。

可燃ごみとして処分する前に一度確認してみましょう。

業者買取

未開封のもので箱単位の量がある場合は専門買取業者に買い取ってもらえることがあります。

A4コピー用紙だと1箱300円前後の査定が期待できます。

資源回収

数百キログラムあれば、紙くずを資源として引き取る業者に無料または買取で譲ることができます。

他の紙類、開封済みのものが大量にある場合は可能性があります。

可燃ごみ

もちろんコピー用紙は可燃ごみとしてそのまま捨てることも可能です。

事業用に購入したものは「産業廃棄物」となり一般ごみと扱いが異なります。

東京23区のプリンター処分まとめ

プリンターの廃棄処分は「小型家電リサイクル法」に基づいて行わなければなりませんが、この法律は消費者の側で警戒すべきものではありません。

行政の提供している「粗大ごみ」や「処分場への持ち込み」が最も安価で簡単なプリンター処分方法です。

ですが時間制限や何らかの事情でこれらの利用ができない場合は、不用品回収等の民間サービスを利用することを検討するのも良いでしょう。

特にプリンターの付属品や他の不用品を処分する必要がある場合は特におすすめです。

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