【2023】解決！杉並区で冷蔵庫を廃棄・処分する方法！費用無料は？

買い替えや断捨離、引っ越しなどで不要になった冷蔵庫は、ルールに従って処分する必要があります。

冷蔵庫は家電リサイクル法という法律に従って廃棄する必要があり、粗大ごみとして捨てることはできません。

この記事では、杉並区内で冷蔵庫を処分する方法を費用と手間の両面で比較しながらご紹介しています。

また、後半では冷蔵庫の無料回収について、気を付けたいポイントについても解説しました。ぜひ、参考にしてください。

杉並区の冷蔵庫 4つの処分方法

	安さ	手軽さ	総合評価
①家電量販店
②家電リサイクル受付センター
③指定引取場所
④不用品回収

杉並区で冷蔵庫を処分するには、4つの方法があります。

これら処分方法の具体的な流れやメリット、デメリットを以下で具体的に解説します。

①杉並区内の家電量販店で冷蔵庫を廃棄

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 171L～：4,730円 ＋ 収集運搬料金 （家電量販店により異なる）
総合評価

家電量販店別の収集運搬料金

家電量販店	収集運搬料金
ヤマダ電機	1650円（税込）
ビックカメラ	1,650円（税込）
エディオン	1,100円〜 2,750円（税込）

家電リサイクル法に基づいて冷蔵庫を廃棄処分する場合、家電量販店に引き取り・廃棄を依頼するという方法があります。

冷蔵庫の買い替えの際には馴染みのある方法ですが、実は引き取り・廃棄のみでの依頼も可能です。

行政のHPなどでは、処分する冷蔵庫を購入した家電量販店に廃棄依頼することを推奨しています。

ですがネット通販や遠方で購入した冷蔵庫はそういうわけにもいきません。

その場合、購入店舗でなくとも家電量販店各社では引き取り・廃棄を依頼することができます。

家電量販店の冷蔵庫回収3パターン

家電量販店の回収方法には、下記のような3パターンが挙げられます。

• 新しい冷蔵庫を配達時、古い冷蔵庫を引き取り
• 古い冷蔵庫の引き取り処分のみを依頼する
• 家電量販店に持ち込んで廃棄処分依頼

買い替えであれば、新品購入時に古い冷蔵庫の引き取り処分が必要か確認されます。

その際に手続きと支払いをすれば、新品冷蔵庫の配達の際同時に古いものを回収してもらえます。

収集運搬料金や家電リサイクル料は新しい冷蔵庫の代金と一緒に支払うのが一般的です。

ネット通販や遠方で購入した冷蔵庫の処分を家電量販店に依頼する場合は、古い冷蔵庫のみを運んでもらうことになります。

その為家電リサイクル料金にくわえて運送費や出張料を支払う必要があります。

古い冷蔵庫の回収については家電量販店によって取り扱いが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

杉並区内の家電量販店

店舗	駐車場	所在地	電話番号	営業時間
コジマ×ビックカメラ 高井戸東店	〇	杉並区高井戸東4-2-1	03-5370-5677	10-20
コジマ×ビックカメラ 井草店	〇	杉並区井草3-17-10	03-3301-6971	10-20
コジマ×ビックカメラ 善福寺店	〇	杉並区善福寺1-34-24	03-5310-3500	10-20

家電のリサイクル料金とは？

上記の家電4品目は、特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）の対象となっています。

その為冷蔵庫も粗大ごみのように捨てることができません。

専用の手続きと、冷蔵庫メーカー・年式で定められた「家電リサイクル料金」の支払いが必要です。

例：パナソニック、シャープ、日立、東芝の冷蔵庫の場合

小(170リットル以下)：3,740円(税込)
大(171リットル以上)：4,730円(税込)

冷蔵庫を家電リサイクル法に従って廃棄するには運搬料+リサイクル料金が必要です。

家電リサイクル法に基づいて冷蔵庫を廃棄・処分するには、いくつかの方法が考えられます。

いずれの場合でもリサイクル料金は処分を依頼した人が支払う決まりですが、リサイクル料金の支払いは「家電リサイクル券」を介して行います。

家電リサイクル料金支払いには、

・料金販売店回収方式

・料金郵便局振込方式

の二つがあり、冷蔵庫の廃棄・処分方法によって適する方式が異なります。

また家電リサイクル券は支払いの証明だけでなく、冷蔵庫を適正な手段で廃棄処分したという証明にもなるものです。

その為家電リサイクル券は3年間の保管義務が課せられていますので、すぐに捨ててしまわないように注意しましょう。

②家電リサイクル受付センター

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 171L～： 4,730円 ＋ 収集運搬料金（3,157円）
総合評価

家電リサイクル受付けセンターは、 板橋区に住んでいる方が冷蔵庫等のリサイクル家電を廃棄する際に利用できる方法の一つです。

依頼すると行政から指定された業者が冷蔵庫を自宅まで引き取りに来てくれるサービスです。

粗大ごみを捨てるのと似た方式ですが、申し込み先が「家電リサイクル受付センター」であることと、家電リサイクル料金の支払いが必要な点が異なります。

当日引き取りに来る業者は室内の冷蔵庫の搬出は行わないことが多いため、冷蔵庫を引き取り当日までに搬出しておくことが必要な点も注意です。

家電リサイクル受付センター

電話　03-5296-7200
受付：月曜日から土曜日、午前8時から午後5時

家電リサイクル受付センター

③杉並区近隣の指定引取場所で廃棄

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 170L～：4,730円
総合評価

杉並区周辺には、廃棄する冷蔵庫を持ち込みできる指定引取場所が設置されています。

郵便局で家電リサイクル料金を支払い、処分したい冷蔵庫と家電リサイクル券を持っていけば引き取り・廃棄してもらえます。

運搬搬出料がかからない安価な廃棄処分方法といえますが、指定引取場所まで冷蔵庫を運搬しなくてはなりません。

仮にレンタカーを利用して冷蔵庫を運搬する場合、その費用を考えると家電量販店や不用品回収業者に依頼したほうが結果的に安価になる可能性もあります。

自家用車などをお持ちの方にお勧めの処分方法です。

杉並区周辺の指定引取場所

④不用品回収で冷蔵庫を処分

処分費用	12,100円〜
総合評価

4つ目の冷蔵庫処分方法は、不用品回収業者に引き取りを依頼するというものです。

不用品回収業者とは各種不用品を引き取り処分してくれる業者のことで、冷蔵庫1台だけの費用相場は回収料や出張料を入れて12,100円～となっています。

電話やホームページから簡単に依頼でき、業者が自宅から冷蔵庫を運び出してくれるので労力がかからないのが大きな魅力です。

不用品回収ならご都合の良い日時に冷蔵庫の引き取りを依頼でき、エレベーターのない集合住宅などでも安全に運搬してくれます。

なので、ひとり暮らしやご高齢の方でも利用しやすい処分方法です。

杉並区の冷蔵庫「無料回収」の注意点

• 新品同様の冷蔵庫しか引き取らない
• 高額請求のリスクがある

新品同様の冷蔵庫しか引き取らない

DMやネット広告で「冷蔵庫無料回収」の広告をご覧になったことがある方も多いかと思います。

しかし無料回収には、気を付けるべき注意点があります。

こういった業者の多くは、無料回収できる冷蔵庫の条件を「製造後3年以内」としていることがほとんどです。

また、使用状態や搬出する場所にも制限があり「製造後3年以内・匂いや汚れなどがない・段差のない場所からの搬出」などの条件から外れると、追加料金が必要になるケースも少なくありません。

高額請求のリスクがある

無料回収業者の中には料金発生に関する説明を事前にせず、作業完了時に高額な料金を請求するものがあります。

無料引き取りを謳って冷蔵庫等の家電を搬出したあとで、高額な料金を請求されたというトラブルはあとを絶ちません。

適正運営されている業者の見分け方としては、免許・許可関係を明確にしているかという点があります。

不用な冷蔵庫を含む廃棄物の回収・廃棄をおこなうには、各地方自治体の許可や古物商の資格が必要です。

チラシやウェブサイトに古物商番号や一般廃棄物収集運搬業許可番号が掲載されているか、事前に確認しておきましょう。

冷蔵庫を「売る」選択肢

ある程度新しい冷蔵庫(製造3-5年)であれば、中古品として売却処分するのもひとつの方法です。

以前は中古冷蔵庫の売却先というとリサイクルショップが一般的でしたが、最近はネットオークションやフリマアプリなどでも活発に取引されています。

フリマアプリ等で冷蔵庫を発送する場合梱包や搬出の問題がありますが、リサイクルショップは現地まで引き取りに来て搬送料と差し引きで計算してくれるところもあります。

また、フリマアプリでも梱包込みで価格を設定できるサービスが開始されるなど、不要な冷蔵庫を手軽に売却することが可能になりました。

ただし、製造年度の古いものや汚れや使用感の目立つものは、手数料や搬送価格が売却価格を上回ってしまうこともあるので注意が必要です。

捨てるにはもったいないし、多少お金がかかっても誰かに使ってもらいたいという方にも、おすすめの方法です。

売れやすい冷蔵庫とは？

中古市場で高値がつきやすい冷蔵庫は以下の特徴があります。

• 製造から3年以内
• 匂いや傷などがない
• 有名メーカー
• 高機能(高級モデル)

まず先にもご紹介したように、製造から3年以内の新しいものが挙げられます。

冷蔵庫は食品を保存するという性質上、清潔感が非常に重視されます。

匂いや傷のない新しい冷蔵庫は高い価格で売れやすいといえるでしょう。

また、有名国産メーカーや人気の機能を搭載したものも需要が高く、高額買取が期待できます。

逆に年数が経ったものや使用感の強いものは、搬送料などのほうが高くついてしまうこともあるので注意が必要です。

杉並区の冷蔵庫処分まとめ

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象となっており、適正な手段で廃棄処分しなければなりません。

粗大ごみとして捨ててしまわないようにご注意ください。

製造から間がない新しい冷蔵庫は売却という手段もありますが、状態によっては搬送料や手数料を差し引くとマイナスになることもあります。

中古品として売却できる可能性の低い冷蔵庫は、当初から廃棄を考えるのが良いでしょう。

処分方法としては冷蔵庫と他の不用品をまとめて処分できる、不用品回収がお手軽でお勧めです。

費用をなるべく抑えて処分したいという方は、指定引取場所や家電リサイクルセンターなどの行政の廃棄方法を検討してみましょう。