【板橋区】一番やさしい冷蔵庫の処分方法ガイド！最寄りの施設もわかる！_バックアップ

冷蔵庫を処分しようと思ったものの、意外に費用がかかることを知り躊躇している方もいるのではないでしょうか。

冷蔵庫は廃棄物として考える場合、粗大ごみとして捨てることができない特殊な扱いの廃棄物となります。

この記事ではそういった法律に合致した廃棄・処分方法で、かつ板橋区で利用しやすい冷蔵庫の4つの処分方法についてご紹介しています。

後半は広告等でよくみかける冷蔵庫の無料回収について、気を付けたいポイントを解説しています。

冷蔵庫の廃棄処分は「家電リサイクル料」が必須

冷蔵庫を含む以下の家電4品目は、特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）の対象となっています。

その為これらが廃棄物となった場合、粗大ごみのように処分することはできません。

家電リサイクル料を支払って(家電リサイクル券を購入して)適切に処分することが必要となります。

冷蔵庫の廃棄処分に必要となる家電リサイクル料金の支払方法には、「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の二つがあります。

家電量販店等に冷蔵庫の廃棄を依頼する場合は「料金販売店回収方式」、それ以外の廃棄方法なら「料金郵便局振込方式」と考えれば良いでしょう。

家電リサイクル料金は冷蔵庫の「廃棄処分」に必要なものですので、冷蔵庫を中古品として販売する場合や譲渡する場合には必要ありません。

料金支払いの際に受け取る家電リサイクル券は、きちんと支払いをして適正な廃棄処分をしたという証明となります。

3年間の保管義務がありますので、必ず控えを保存しておきましょう。

冷蔵庫の容量を確認する方法

冷蔵庫の家電リサイクル料金は、冷蔵庫のメーカーと容量別に細かく決められています。

容量は170リットルを境にして料金が変わります。

本体に貼付されているシールに記載されている情報で、容量をチェックすることが可能です。

冷蔵庫のドアポケット周辺に貼られているシールに、型番や製造年度・容量などが記載されています。

赤い枠で囲んだ部分が、製造年度と容量です。

この情報はどの処分方法を選択しても必要になるものなので、事前に控えておくことをおすすめします。

家電リサイクル法では、冷蔵庫のリサイクル料金(再商品化等料金)を以下のように定めています。

主要メーカー(パナソニック、シャープ、日立、東芝)の冷蔵庫
小(170リットル以下)：3,740円(税込)
大(171リットル以上)：4,730円(税込)

家電リサイクル料はどの廃棄処分方法でも共通で、処分方法によって収集運搬料・出張料などの金額が追加されて最終的な冷蔵庫の処分費用が決まります。

家電リサイクル料金以下の金額で冷蔵庫を廃棄する方法はありません。

板橋区の冷蔵庫処分 4つの方法

板橋区で冷蔵庫の廃棄・処分をする場合、主に以下の4つの方法があります。

それぞれの具体的な流れや費用について解説していきます。

	安さ	手軽さ	総合評価
①家電量販店
②家電リサイクル受付センター
③指定引取場所
④不用品回収

①板橋区の家電量販店で冷蔵庫を廃棄

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 171L～：4,730円 ＋ 収集運搬料金 （家電量販店により異なる）
総合評価

冷蔵庫の引き取りと廃棄は、板橋区内の家電量販店各社で依頼できます。

冷蔵庫の買い替えを検討している方や、近所に家電量販店がある方におすすめの方法です。

買い替えではない場合でも出張料金などの追加を支払うことで、冷蔵庫の廃棄処分を受け付けてくれる家電量販店がほとんどです。

家電量販店別の収集運搬料金

家電量販店	収集運搬料金
ヤマダ電機	2,500円（税込）
ビックカメラ	2,200円（税込）
エディオン	3,300円〜 3,850円（税込）

家電量販店での冷蔵庫の廃棄費用は「リサイクル料+収集運搬料」で設定されています。

家電リサイクル料金は170L以下が3,740円～、171L以上が4,730円～と共通なので、収集運搬料金によって総額が変動します。

上に挙げた大手家電量販店の場合、総額は5,940円～8,580円になるということですね。

ただし、収集運搬料金は店舗によって異なること、買い替えではなく古い冷蔵庫の処分だけを依頼する場合出張料などの費用が発生する場合があることには注意が必要です。

事前に各店舗に確認しておきましょう。

板橋区内の家電量販店

店舗	所在地	電話番号	営業時間
ヤマダデンキ テックランドイオンスタイル板橋前野店	板橋区前野町4-21-22 イオンスタイル板橋前野町	03-6454-9011	10-20時
ノジマ 西台店	板橋区蓮根3-8-12 ダイエー西台 3F	03-5916-0561	10-21時
コジマ×ビックカメラ 志村店	板橋区志村3-26-4	03-5916-1311	10-20時
コジマ×ビックカメラ 上板橋店	板橋区上板橋3-14-20	03-5399-2271	10-20時
コジマ×ビックカメラ 高島平店	板橋区徳丸7-25-8	03-5399-8051	10-20時
コジマ×ビックカメラ ベルクスモール浮間舟渡店	板橋区舟渡1-6-22 ベルクスモール浮間舟渡 2F	03-6454-5522	10-20時

②家電リサイクル受付センター

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 171L～： 4,730円 ＋ 収集運搬料金（4,400円） 休日料金(550円)
総合評価

家電リサイクル受付けセンターは、 板橋区に住んでいる方が冷蔵庫等のリサイクル家電を廃棄する際に利用できる方法の一つです。

依頼すると行政から指定された業者が冷蔵庫を自宅まで引き取りに来てくれるサービスです。

板橋区民や板橋区に事務所を構えている事業者は、どなたでも依頼ができます。

家電リサイクル受付センター

電話　03-5296-7200
受付：月曜日から土曜日、午前8時から午後5時

家電リサイクル受付センター

冷蔵庫の引き取り・廃棄処分の依頼は、電話かホームページで可能です。

必要な費用は家電リサイクル料金と収集運搬料金の合計8,140円～9,680円ですが、「収集運搬料金」は家電の取り外しや搬出の手数料ではありません。

収集運搬料金は冷蔵庫をリサイクル工場まで運搬する費用となります。

冷蔵庫が重くて家から運び出せない場合は便利屋や知人などに依頼したり、引き取り処分業者に別途料金を支払って依頼することになるので、思っていたより高額になる可能性もあります。

なお行政指定の業者には冷蔵庫の搬出に応じてくれる会社とそうでないところがあり、事前に手配しておくのが無難です。

③板橋区内の指定引取場所で廃棄

廃棄料金	家電リサイクル料金 容量 ～170L：3,740円 容量 170L～：4,730円
総合評価

指定取引場所とは、自治体が認定している特定家庭用機器(リサイクル家電4品)のも処分場所です。

ここに自分で冷蔵庫を持ち込めば、家電リサイクル料金のみで安価に冷蔵庫の廃棄処分が可能です。

板橋区にはこの指定取引所が設置されています。

ちなみに板橋区内のものでなくとも、指定引取場所であればどこでも同じ条件で冷蔵庫の廃棄処分ができます。

自家用車を所有しているなど、冷蔵庫の運搬手段が確保できる場合におすすめの方法といえるでしょう。

④不用品回収で冷蔵庫を処分

処分費用	12,100円〜
総合評価

不要になった冷蔵庫は、不用品回収業者に引き取り処分を依頼することもできます。

民間のサービスの為費用が高めなことが難点ですが、労力や手間がかからないという点では優れています。

板橋区には不用品回収業者が豊富にあり、ネット上での情報発信に注力している業者も多いです。

各社それぞれ相見積もりを取って、特徴や金額をよく見比べることをおすすめします。

不用品回収の3つの冷蔵庫引き取りパターン

• 出張回収…業者が依頼者の家まで冷蔵庫を引き取りに来る
• 店頭回収…依頼者が業者の店舗等に冷蔵庫を持ちこむ
• 宅配回収…宅配便で冷蔵庫を不用品を業者に送る

冷蔵庫の場合は出張回収が一般的です。

小型の冷蔵庫であれば、店頭回収を行っている業者もあります。

不用品回収業者を利用するメリットととして、「一度に複数の不用品処分が可能」「依頼後すぐ回収に来てくれる」「重い不用品を家から搬出する必要がない」などが挙げられます。

板橋区の冷蔵庫「無料回収」の注意点

• 新品同様の冷蔵庫しか取り扱わない
• 高額請求のリスクがある

冷蔵庫を「売る」選択肢

冷蔵庫の耐用年数は約9年といわれています。

その期間内の冷蔵庫であれば、中古市場では一定の需要があります。

特に製造から5年以内の冷蔵庫は、比較的高値で売却できる可能性があります。

中古冷蔵庫の売却方法としては、リサイクルショップやネットオークション、フリマサイトなどが挙げられます。

フリマサイトやネットオークションは、

「落札冷蔵庫を取りに来れる方限定」

「着払いで商品の冷蔵庫を発送」

など、さまざまな条件を付けて売却できるのがメリットです。

特に大型冷蔵庫を遠方に搬送する場合は、梱包の手間や送料が大きくなるので注意しましょう。

また大型冷蔵庫を売却したい場合は、店員が家まで来て査定してくれる出張査定を行っているリサイクルショップを利用するといいでしょう。

売れやすい冷蔵庫とは？

冷蔵庫はその性質上、清潔感や見た目の綺麗さが非常に重視されます。

そのため製造から日が浅く、高機能の冷蔵庫ほど高値はつきやすい傾向があるといえるでしょう。

一方、取れない汚れや臭いなどが目立つものは、査定額が一気に下がるか買取不可になることもあるので注意が必要です。

主要国内メーカーは高くなる傾向あり

三菱・シャープ・日立などの冷蔵庫は中古でも一定の需要があり、特に元値が高い高機能な製品ほど人気があります。

一方、ドイツのメーカーである「マーベ」や「リープヘル」、アメリカのメーカー「アマナ」などは、中古市場での需要はそあまり高くありません。

日本の住居のサイズに適していないことや部品調達コストがネックとなり、査定額が低くなるケースもみられます。

ただし海外メーカー製の冷蔵庫は、そのデザイン性や機能から根強いファンも少なくありません。

時間に余裕があれば、外国メーカー製冷蔵庫の買取に力を入れている業者を探してみてもいいでしょう。

板橋区内の大手リサイクルショップ

板橋区の冷蔵庫処分まとめ

冷蔵庫は粗大ごみとして捨てることのできない、特別なごみであることに注意が必要です。

今回は、板橋区で冷蔵庫を安く処分する方法を紹介しました。

自身で冷蔵庫を運搬できる方は、板橋区近隣の指定引取場所へ持ち込むのが最もコストパフォーマンスの高い方法となるでしょう。

民間の処分方法で冷蔵庫を1点だけ処分するとした場合、家電量販店で廃棄するのも、不用品回収で処分するのも大きな差はありません。

しかし、冷蔵庫以外にも処分したい不用品がある場合や、冷蔵庫を家から搬出してほしいという場合は不用品回収業者を利用するのがおすすめとなります。