買い替えや断捨離、引っ越しなどで不要になった冷蔵庫は、ルールに従って処分する必要があります。
冷蔵庫は家電リサイクル法という法律に従って廃棄する必要があり、粗大ごみとして捨てることはできません。
この記事では、新宿区内で冷蔵庫を処分する方法を費用と手間の両面で比較しながらご紹介しています。
また、後半では冷蔵庫の無料回収について、気を付けたいポイントについても解説しました。ぜひ、参考にしてください。
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定額対象外の冷蔵庫
製造年 | ~170L | 171L~ |
---|---|---|
2013年以降 | 0円 | 0円 |
2010-12年 | 1,100円 | 2,200円 |
2007-09年 | 2,200円 | 5,500円 |
2006年以前 | 3,300円 | 5,500円 |
運び出しが難しい場合
運び出しサポート | 1,100円/1台 |
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冷蔵庫処分は家電リサイクル料が必要
下記の家電4品目は、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象となっています。
その為冷蔵庫も粗大ごみのように捨てることができません。
リサイクル家電4品
・冷蔵庫、冷凍庫
・エアコン
・テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
・洗濯機、衣類乾燥機
家電リサイクル料金の支払いの形式には「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の二つがあります。
家電量販店に冷蔵庫の廃棄を依頼する際は「料金販売店回収方式」、それ以外の処分方法なら「料金郵便局振込方式」と考えれば良いでしょう。
料金をきちんと支払って適正な処分を依頼したという証明になるものなので、必ず控えを保存しておく
家電リサイクル券は支払いの証明だけでなく、冷蔵庫を適正な手段で廃棄処分したという証明にもなるものです。
その為家電リサイクル券は3年間の保管義務が課せられていますので、すぐに捨ててしまわないように注意しましょう。
冷蔵庫の容量を確認する方法
リサイクル料金は、家電の大きさによってそれぞれ決められています。冷蔵庫の場合は170リットルを境
家電リサイクル料金は、その大きさによって金額が変わってきます。
冷蔵庫の場合は170リットルを境にして家電リサイクル料金が変わります。
本体に貼付されているシールに記載されている情報で、冷蔵庫の容量をチェックすることが可能です。
冷蔵庫のドアポケット周辺に貼られているシールには型番や製造年度、容量などが記載されています。
赤い枠で囲んだ部分が、製造年度と容量です。
この情報はどの方法を選択しても必要になるものなので、事前に控えておくことをおすすめします。
家電製品協会では、家電リサイクル料金(再商品化等料金)を以下のように定めています。
家電リサイクル料金
主要メーカー(パナソニック、シャープ、日立、東芝)の冷蔵庫
小(170リットル以下):3,740円(税込)
大(171リットル以上):4,730円(税込)
さらに処分方法により業者に運搬を依頼すると、この金額にプラスして運搬料や手数料が必要になってきます。
いずれの場合も、最低このくらいは費用がかかるという目安にしておくと良いでしょう。
新宿区の冷蔵庫の4つの処分方法
新宿区において、冷蔵庫を処分する方法には以下のような方法が挙げられます。ここでは、それぞれの特徴について解説しています。
安さ | 手軽さ | 総合評価 | |
①家電量販店 | |||
②家電リサイクル受付センター | |||
③指定引取場所 | |||
④不用品回収 |
①新宿区内の家電量販店で冷蔵庫を廃棄
不要になった冷蔵庫は、新宿区内の家電量販店で引き取り廃棄してもらえます。
廃棄費用 | 家電リサイクル料金 容量 ~170L:3,740円 容量 171L~:4,730円 + 収集運搬料金 (家電量販店により異なる) |
総合評価 |
冷蔵庫の買い換えを検討中の方や自宅から家電量販店が近い方にとっては、手軽な廃棄処分方法といえるでしょう。
家電量販店別の収集運搬料金
家電量販店 | 収集運搬料金 |
---|---|
ヤマダ電機 | 2,500円(税込) |
ビックカメラ | 2,200円(税込) |
エディオン | 3,300円〜 3,850円(税込) |
家電量販店に冷蔵庫の廃棄を依頼する際にかかる費用は「リサイクル料+収集運搬料」で計算されます。
家電リサイクル料は冷蔵庫の容量によって決まっているので、収集運搬料金によってかかる総額が変わると考えれば良いでしょう。
上に挙げた大手家電量販店を例にとると、冷蔵庫の廃棄費用は合計5,940円~8,580円ということになります。
収集運搬料金は表に記載したとおり店舗ごとにそれぞれ異なるため、回収の際に詳細を問い合わせておくことをおすすめします。
新宿区内の家電量販店
店舗 | 所在地 | 電話番号 | 営業時間 | 駐車場 |
---|---|---|---|---|
ヤマダデンキ LABI新宿西口館 | 新宿区西新宿1-18-8 | 03-5339-0511 | 10:00-21:00 | × |
ヨドバシカメラ 新宿西口本店 | 新宿区西新宿1-11-1 | 03-3346-1010 | 9:30-22:00 | × |
ヨドバシカメラ マルチメディア新宿東口 | 新宿区新宿3-26-7 | 03-3356-1010 | 9:30-22:00 | × |
ビックカメラ 新宿東口駅前店 | 新宿区新宿3-26-10 | 03-5312-1111 | 11:00-21:00 | × |
ビックカメラ 新宿西口店 | 新宿区西新宿1-5-1 | 03-5326-1111 | 10:00-20:00 | 〇 |
ビックロ 新宿東口店 | 新宿区新宿3-29-1 | 03-3226-1111 | 10:00-21:00 | × |
ノジマ 新宿タカシマヤタイムズスクエア店 | 渋谷区千駄ケ谷5-24-2 | 03-5362-7221 | 10:30-19:30 | 〇 |
②家電リサイクル受付センターで廃棄
家電リサイクル受付センターは、新宿区民や区内事業者であれば誰でも利用できる冷蔵庫の廃棄処分方法です。
依頼すると行政から指定された業者が冷蔵庫を自宅まで引き取りに来てくれるサービスです。
粗大ごみを捨てるのと似た方式ですが、申し込み先が「家電リサイクル受付センター」であることと、家電リサイクル料金の支払いが必要な点が異なります。
廃棄費用 | 家電リサイクル料金 容量 ~170L:3,740円 容量 171L~: 4,730円 + 収集運搬料金(3,850円) 休日料金(550円) |
総合評価 |
家電リサイクル受付センターへは、電話かセンターのホームページ経由で申し込むことができます。
受付が完了すると、冷蔵庫の引き取り日時や場所を指定されます。
指定された日までに前もって冷蔵庫の電源を切ること・内部を空にすること・家の外や駐車場などに運び出すなど、引き取り廃棄の準備をしておきましょう。
家電リサイクル受付センター
電話 03-5296-7200
受付:月曜日から土曜日、午前8時から午後5時
気を付けたいポイント
家電リサイクル受付センターで冷蔵庫の廃棄を依頼した際の費用は、家電リサイクル料金(3,740円or4,730円)+収集運搬料金(3,850円)で算出されます。
総額は冷蔵庫の大きさによって、6,897円~7,887円と変動すると考えれば良いでしょう。
重くて家の中から運び出せない場合は、別途搬出料金がかかってきます。
搬出まで行うといくらかかるのか、事前によく計算しておくことが大切です。
また必ずしも当日引き取りに来る業者が搬出に応じてくれるものではなく、原則は自身で搬出を済ませておかなくてはならない点にご注意ください。
家電リサイクル受付センターは、新宿区内に住んでいれば誰でも気軽に申し込めるというメリットがある反面、デメリットもいくつかあります。
「家の外に搬出はしてくれないので自分達で出す必要がある」「別途搬出料金がかかる」「繁忙期の場合は一カ月以上予約が取れない場合がある」などが挙げられます。
引っ越しなどで対応可能な日時が限られる場合は、違う方法も併せて検討することをおすすめします。
③指定引取場所で冷蔵庫を廃棄処分
指定引取場所には、冷蔵庫を含むリサイクル家電を直接持ち込むことができます。
指定引取場所は23区内に点在しており、任意の場所を選ぶことが可能です。
廃棄料金 | 家電リサイクル料金 容量 ~170L:3,740円 容量 170L~:4,730円 |
総合評価 |
指定引取場所を利用する最大のメリットは、家電リサイクル料金以外の費用がかからず、冷蔵庫の処分を安く済ませることができる点です。
必要なのは冷蔵庫の容量に応じたリサイクル料金(3740円or4730円)だけなので、費用を大幅に節約できます。
新宿区周辺の指定引取場所
東亜物流㈱ 板橋リサイクルセンター
㈱調布清掃
指定引取場所で冷蔵庫を持ち込み処分する注意点
指定引取場所には予約は必要ありませんが、持ち込み可能な時間帯は時期によって変動する可能性があります。
いざ冷蔵庫を持ち込む前に、回収を受け付けている時間帯を必ず確認しておくことをおすすめします。
また冷蔵庫を持ち込む際は家電リサイクル券を忘れず持参しましょう。
指定引取場所は運搬搬出料がかからない安価な廃棄処分方法といえますが、指定引取場所まで冷蔵庫を運搬しなくてはなりません。
仮にレンタカーを利用して冷蔵庫を運搬する場合、その費用を考えると家電量販店や不用品回収業者に依頼したほうが結果的に安価になる可能性もあります。
自家用車などをお持ちの方にお勧めの処分方法です。
④不用品回収で冷蔵庫を処分
不用品回収は家庭で出た粗大ゴミや、店舗の什器などの不用品を回収してくれるサービスです。
ホームページから手軽に依頼できる業者も多いので、事前に見積もりを取って金額やサービスを比較することが大切です。
処分費用 | 12,100円〜 |
総合評価 |
不用品回収の冷蔵庫3つの引き取りパターン
- 出張・・・家まで引き取りに来てくれる
- 店頭・・・店舗等に冷蔵庫を持ち込む
- 宅配・・・宅配便で業者まで冷蔵庫を送る
冷蔵庫は非常に大きく重いので、出張での引き取りが一般的です。
小型冷蔵庫に関しては、店頭・宅配いずれの方法でも処分依頼がしやすいです。
また引っ越しなどで冷蔵庫の他にも不用品を処分したい場合には、パック料金がおすすめです。
業者によってさまざまなプランが設定されており不用品10点まで定額プランや、トラック積み放題定額プランなどありますのでとっても便利ですよ。
不用品回収で冷蔵庫を処分するメリット
・一気にたくさんの不用品を処分できる
・依頼してからスピーディーに処分を済ますことができる
・搬出なども依頼できる
新宿区の冷蔵庫「無料回収」の注意点
- 新品同様の冷蔵庫しか引き取らない
- 高額請求のリスクがある
新品同様の冷蔵庫しか引き取らない
新品同様の冷蔵庫しか無料回収の対象にはならないという点です。
無料回収しますと宣伝している業者ですが、どんな冷蔵庫でも無料で引き取ってくれるわけではありません。
大半の業者が、製造後1~3年以内の新しい冷蔵庫のみ無料回収の対象にしています。
少数ではありますが、中には製造後5年ぐらいまでなら無料回収してくれるところもあるようです。
ただし、この場合でも壊れた冷蔵庫や汚れがひどかったり消えない匂いがついている場合は、無料では引き取ってもらえないケースがほとんどです。
人気が高くないメーカーや海外製の冷蔵庫は、まだ新しい場合でも引き取りを断られる場合があります。
製造後10年以上経った冷蔵庫に関しては、無料回収をしてくれる業者はほぼいないと言えるでしょう。
古い冷蔵庫や壊れた冷蔵庫を処分するには、費用を支払うことは避けられません。
高額請求のリスクがある
「無料引き取り・処分を謳っていながら、後になって高額な請求をされた」という事例は冷蔵庫に限らずたびたび報告されています。
例えば無料処分と言いながらトラックに冷蔵庫を積載した後に料金を請求したり、引っ越し前など時間がない人を狙い高額な請求を行うなどです。
特に引っ越しで時間の制約がある方が、仕方なく支払ったというケースが目立ちます。
このような悪徳業者には、以下のような特徴がみられますので参考にしてください。
- セールスの電話がしつこい
- 見積りもなく、いきなり作業を始める。
- 住所や料金設定がわかりにくい
- 料金トラブルの口コミが多い
高額請求のトラブルを避けるために
こういった被害を避けるためには、以下のようなポイントに留意しましょう。
- 処分日程に余裕を持ち、複数業者から相見積もりをとる。
- 無料引き取りの条件を明確に把握し、有料になる可能性も確認する
高額請求を行う業者は正確な見積もりを提示せず、契約を急がせる傾向があります。
耳障りの良いセールスに流されず、見積書の数字や条件をよく確認するようにしたいですね。
冷蔵庫を売る
冷蔵庫はリサイクルショップなどに売るという選択肢もあります。
中古の冷蔵庫は需要があり、製造から5年以内の冷蔵庫であれば買い取ってくれる店が多いです。
売れやすい冷蔵庫とは?
使用感の少ないものや人気のあるメーカーや型番の冷蔵庫は、比較的高値で買い取ってくれるため売れやすい部類に入るでしょう。
特に国内メーカーの三菱や日立、シャープの冷蔵庫は人気が高く、買取市場でも高値の取引が期待できます。
元値が高額でも海外のメーカーの冷蔵庫は中古での需要が低く、買い取り価格も低い傾向があります。
冷蔵庫の耐用年数は9年と言われており、それに近づくほど買い取りを断られる可能性が上がり、それ以降の冷蔵庫は費用を払って処分することになるでしょう。
新宿区の冷蔵庫処分まとめ
今回は、新宿区内で冷蔵庫を安く処分する方法についてご紹介しました。
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象となっており、適正な手段で廃棄処分しなければなりません。
粗大ごみとして捨ててしまわないようにご注意ください。
製造から間がない新しい冷蔵庫は売却という手段もありますが、状態によっては搬送料や手数料を差し引くとマイナスになることもあります。
中古品として売却できる可能性の低い冷蔵庫は、当初から廃棄を考えるのが良いでしょう。
処分方法としては冷蔵庫と他の不用品をまとめて処分できる、不用品回収がお手軽でお勧めです。
費用をなるべく抑えて処分したいという方は、指定引取場所や家電リサイクルセンターなどの行政の廃棄方法を検討してみましょう。